ep.6 ページ8
貴「⋯⋯取り敢えず、現状況については把握できました。有希子さんがオレを日本に呼んだのも納得です」
阿「ほう、何か考えがあるのかい?」
貴「はい、心当たりが少し。なので、すいませんが博士。少々、お願いをしても良いですか?」
そう、オレが聞けば博士は首を傾げながらも「分かった」と一つ了承をくれる。
貴「此処に、明日でも良いので新一を呼んでくれませんか?一度、本人からも聞いてから動きたいので⋯⋯」
阿「なるほど、分かった。ワシから、新一には連絡を入れておこう。明日なら、新一も用事はないと思うからの」
貴「ありがとうございます。それじゃあ、本格的な話は明日からにしましょう。オレも、少し連絡を入れたい場所があるので」
阿「嗚呼、それじゃあ明日また此処に来るのかい?」
貴「はい、午後に伺わせて頂くかと」
そう言うと、博士はこくりと頷く。コレで、何とか新一と会えそうだ。博士からなら、きっと長年会っていないオレよりも話がスムーズに運ぶだろう。
⋯⋯オレも、あの人に今回のことを話したいしな。
貴「それじゃあ、オレはここで失礼しますね。流石に長居するのも、ご迷惑をお掛けしますから」
阿「そうかい?なら、出口まで送ろう」
貴「何から何まで、ありがとうございます」
そう言い、オレは立ち上がり博士に出口まで付き添って貰う。取り敢えず、状況を把握できたのはかなり大きい。此処から、どう動くかも考えなければ。
ーーその後、オレは博士に見送られ暗くなってきた空を見上げながら自身の家へと帰宅した。
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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (8月5日 22時) (レス) @page11 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
ししゃも(プロフ) - 更新待ってます (2022年5月24日 17時) (レス) @page8 id: f62cb80a4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:千本桜 | 作成日時:2022年5月9日 17時