サンジのゾロ ページ33
店に来て、半月ほど経った頃、
彼女はオーナーに働かせてほしいと頼み込んだ。
お金を今すぐ貯めたいんだ。と言った。
店の人たちは、欲しいものがあるんだなぁ
くらいにしか思っていなかったが、
彼女の目的は別にあった。
それは、いち早く出ていくこと。
心無い海賊達の船長が海へと沈んでいく時に
こんなことを言われたそうだ。
“この海にはな、女神のような死神がいる。
そいつが生まれ育った村から拾った海賊まで人っこ1人残っちゃいない。皆、屍となったってな。お前のことだろう？”
“っ！?”
“拾った海賊達が死んでいくまで、三年とイーストブルーでは有名だぜ？遊び尽くして、食い尽くしたら、海軍に放り投げてやるつもりだった…テメェが死ぬまで呪ってやる”
事実、彼女に関わったものは皆亡くなっている。
自分がその人を大切だろうが、大切ではなかろうが…。
本当に死神なのかもしれない。
そう思った彼女は、バラティエのコック達の目を盗んで
幾度となく海へとその身を放りなげた。
けれど、死ななかった。
海獣達に何故だか知らないが、
毎度毎度助けられていた。
海からバラティエ戻る度に怒られていた。
それでも彼女はやめなかった。
自分の大切な人が死ぬところはもう見たくない。
自分という存在が生きているだけで人を殺すのだから、
私が死ねば1番の人命救助だ。
その考えが揺らぐことはなかった。
その出来事がパタリとなくなったのは、
オーナーに働くことを直接頼み込む2ヶ月前。
いつも通り、海へと身を投げた彼女。
それを追うように、彼、サンジくんも身を投げた。
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Snow(プロフ) - くぁさん» 最後まで読んで頂きありがとうございます！！この話を書いていた時、ちゃんと結ばれるか不安でしたが、なんとかかけました。安心してます笑笑。嬉しすぎるお言葉…本当にありがとうございます！更新も楽しみにお待ち下さり嬉しい限りです。本当にありがとうございました (2022年10月9日 6時) (
レス) id: 85dd9971f8 (このIDを非表示/違反報告)
Snow(プロフ) - 如月さん» 最後まで読んで頂きありがとうございます！コメントまで…涙。本当にありがとうございます。楽しんで頂けて、嬉しいです。嬉しすぎて家で叫びました…笑。近所迷惑になってないことを願っています笑。改めて、本当にありがとうございました！ (2022年10月9日 6時) (レス) id: 85dd9971f8 (このIDを非表示/違反報告)
くぁ(プロフ) - コメント失礼します。完結おめでとうございます！そしてお疲れさまでした！夢主ちゃんとサンジくんが無事結ばれてよかったです！末永くお幸せに〜！更新される度嬉しくてしょうがありませんでした。楽しみを作っていただきありがとうございました！ (2022年10月9日 0時) (レス) @page39 id: 00915e828e (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - 完結おめでとうございます！！最高でした！ (2022年10月8日 21時) (レス) @page39 id: 4efb850e8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Snow | 作成日時：2022年9月19日 13時
