××フレンド (ページ33)

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嫌な時ほど時間がたつのは早いもので
もう放課後

約束通り神崎さんのところへ向かうと、そこには真白もいて
お互い困惑する

場所を移動して人通りの少ない路地裏に着くと、突然強い力で肩を引っ張られて
後ろを向くと

気づいた時には目の前には神崎さんのドアップで口内にはあばれまわる舌

真白の前なのにいつも以上に激しいキスをされ、その場にヘタリと座り込む

｢こんくらいしないと、この子もう満足できへんのやで？ウォルくん｣

クスリと笑うと神崎さんはどこかへ行き、気まずい空気が流れた

声をかけようとした時、真白が無言で立ち去ってしまい、その日から暫く、真白が教室にくることも真白から連絡がくることも部活中に話すこともなくなった

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