(作者らが好きな)アニメの短編集ぜよ！

★ 悪ノ娘 ３話 ページ20

リンは、王女として何不自由のない自由気ままな暮らしを送っていました。
そんなある日、ふと、リンは双子の兄の存在を思い出しました。
(あんなにいつも一緒にいてくれたはずなのに、どこに行ったんだろう……)
そして、近くにいた大臣に
「大臣さん。私の双子の兄は何処にいかれたのですか？幼い時に別れてからあったことがないのです。」
そこで、大臣は
「王女さま。あなたの兄上は、昔にお亡くなりになられました。」
と、嘘を申し出ました

王女は驚き、とても悲しみました。
悲しみのあまり、高熱を出し、倒れ込み、遂には声さえも出なくなりました。

あまりの反応に大臣も驚き、大臣たちの話し合いを開きました

「…王女がお倒れになった。」
「！？何故にか！」
「兄君様のことをお聞かれになられたので、死んだと申したのじゃが、ショックが多かったようじゃ」
「まことか！？」
「まことである。」
「どうするのだ！！せっかく王女として持ち上げてやったのに、死なれては困るぞ！！」

そのようなことを言い合い、大臣たちは喧嘩をしそうな雰囲気になっていきました。

そこで、あのレンのそばにいた大臣が、
「じつは、、、皆には黙っていたのだが、レンがの、妹のそばに置いてくれ！！と言うので、剣術の稽古を始めさせたのじゃ。」

ほかの大臣たちは驚きました
なにせ、この大臣はほかの大臣よりも厳しく、子供のいうことになど耳を傾けるような人ではなかったからです。

そして、リンのお付きの大臣は提案しました
「ならば、あの二人がお互いに会いたいと申すのであれば、仕方があるまい。レンをリンのお付きの召使として、そばにおいてやろうではないか。」

その意見にほかの大臣たちも賛成し、めでたく、リンとレンは再び、再会することが出来ました


〜〜悪ノ娘・３話〜〜
完

★悪ノ娘 ４話→←★ 悪の娘 ２話

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