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『……チッ、悟やっぱり居ない。京都の方も気配が無い』
「やっぱりか、あっちには俺の生徒向かわせる。
お前と俺はこっちが終わり次第行くぞ」
『何言って、夏油は、一年坊だけで済むような相手じゃ』
ふと、高専敷地に残っている人物を思い出す。
夏油に太刀打ちできる人物。
とある人物の顔が思い浮かぶ。
『アンタ、相変わらず性格ワッッル。』
「お前に言われたかねーよ」
悟は、パンダと狗巻を呼ぶと、陣を地面に描き高専へと飛ばした。一応呪魂を向かわせるかと聞いたが、邪魔だからいいと言われる。
『さてと、甚爾さんお仕事だよ〜』
「あ゛ぁ゛」
『呪霊は殺していい、呪詛師は死なない程度にやるのは許す。行くわよ』
呪魂の形状を変え、鋭い槍のようにする。
正直呪霊自体嫌いでは無い。
むしろ呪霊も生きているのだから、私達が殺しても良いのかと思うくらい。
『でも、人を傷つけるならぁ……仕方ないわよね。』
近くに居る雑魚をバッサバッサと切り捨てる、甚爾さんも甚爾さんでめちゃくちゃに張り切っている。ふと、気配を感じたため、居た場所からスっと下がる。
私が今そこに居た場所には女がたっていた。
「アンタが、夏油様が言ってた園谷A」
『夏油様?……ふぅん、アイツ様付けで呼ばれてんだ。
まぁいいや、甚爾さんは引き続き雑魚お願いね』
甚爾さんは頷くと同時に私の目の前の女の前に行き、腹を殴り抜けた。
いや、雑魚ってそういうことじゃない。
どう見ても夏油一派でも上の方の人間でしょその人。
殴り抜けたあと、こちらによってきたため、とりあえず背中を撫でておく。当たりどころが悪かったらあの人死んでるけど、まぁ大丈夫でしょ。
『それより、夏油が私の事仲間に話してるなんて。
なんて話したのかなぁ。』
女から聞く予定だったんだけど、甚爾さんが吹き飛ばしたし……ま、いいか。
気にする程の事じゃないし。
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七巳流 - 答えられないのだが、パスワード教えてくれ。 (2022年7月16日 12時) (レス) @page33 id: 5347ef430e (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - 完結おめでとうございます。素敵な小説でした。次の作品「10譛?1譌・19譎よク玖ーキ-繝上Ο繧ヲ繧」繝ウ」のパスワードを教えてください。 (2021年7月14日 7時) (レス) id: be99c0bfdf (このIDを非表示/違反報告)
ツバメ - 完結の後話も甚爾さんと夢主さん絡みの事なのでしょか? 見れないですもっともっと出来れば二人の事見ていたいです (2021年7月13日 1時) (レス) id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - 悲しい所もあるけど甚爾さん達の所もっともっと続きが見たい甚爾さんと五条さん絡みも (2021年4月29日 1時) (レス) id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
杜若(プロフ) - マリアさん» コメントありがとうございます!甚爾さんの話書きたすぎてこじれた結果がこの作品です……のんびりゆっくり更新しますので気長に待ってもらえれば嬉しいです…… (2021年4月4日 12時) (レス) id: 06c98d5373 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杜若 | 作成日時:2021年4月3日 9時