デビューの条件は10キロダイエット〜JK

ファッションリーダーサナ ページ33

筋肉食堂で交換してもらって
一度挨拶したままになっていたLINE。
ついにジョングクさんからLINEが！！！


JK【パンケーキ明日の夕方はいかがですか？】
私【はい！大丈夫です！】
JK【じゃあ、16:00に地下の駐車場で。僕の車で行きましょう】
私【わかりました！楽しみにしています^ ^】


絵文字ひとつない業務連絡なLINEなんだけど、
嬉しすぎてスクショして保存。


どうしよう、何着て行こう。


こんな時はファッションリーダー、サナに相談だ！


「サナやぁ〜、相談があるの。
明日ね、ちょっとお出かけすることになって。
何着ていけばいいかな？？？」


ベットで寝転がりながら雑誌を読んでいたサナが
飛び起きて、私の首根っこをがっつりホールド。
部屋に引き込まれた。


『お？？A？？？さては男ね？デートなの？』
キラッキラの目で聞いてくる。


「うん。パンケーキを食べに」


『完全にデートやん！！！
で相手はだぁ〜れ！？ん？？』
完全に面白がっている。


「ジョングクさん」


『オーマイガーーーーーー！！
BTS の！！！？そうよね、ジョングク言うたらそんなに何人もいないもの！！』
ベットの上で悶えている。


それからかくかくしかじか事の経緯を取り調べされた。


『じゃ、わかった！！わたしに任せて！
Aの魅力を引き出せるナチュラルなメイクとコーデで仕上げてあげるから。
で、明日の待ち合わせは何時？？』


「16:00に地下の駐車場」


『じゃあ、14:00には帰って来られる？
メイクとお着替えしなきゃ。』


「うん！！
サナやぁ〜本当に本当ありがとう〜」
ハグしていたら涙が出てきた。


『Aはいつもものすごっく頑張ってるんだもん。明日は思いっきりおしゃれして楽しんで欲しい〜。そんでそんで、恋もうまくいくといいね。』


「え、あ、いや、それは、、、」
焦って涙が引っ込んだ。


『いいからいいから』
サナがニヤニヤしている。

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