1 突然の告白 ページ2
爆豪side
高校3年の時。
いつものように上鳴切島瀬呂たちと
食堂に昼飯を食いに行っていた。
上鳴「あっ！Aちゃーん！！
昨日LIMEしたの、まだ見てねーの？」
タラシ野郎は俺らより早歩きで前に出て
席を探しているようだった女に話しかけた。
目立つ水色のツインテール。
あぁ、アイツ確か先週の文化祭のミスコンで
グランプリとってた奴か。
2年の…空……、よく覚えてねェ
貴「今朝お断りメールお返ししたんですけど
見てませんか？」
笑顔でそう返した女の隣で
友人らしき女はドン引いた表情をしている
女『ねぇ、アンタ上鳴先輩にご飯誘われたのに
断ったの！？』
貴「え、うん。私好きな人いるからー」
あっさりフラれてんじゃねェか。
ちょっと後輩から人気あっからって
上鳴「えぇ…マジかよ〜……
その男羨ましすぎだわ
なぁ、誰！！ウチの高校のヤツ！？」
貴「爆豪さんです」
その場が一瞬で静まる。
爆豪「…ハ『ハァァァァ！？！？
なんで！？何でよりによってコイツ！？
才能！？やっぱり才能マンだからかァァ』
テメェブッ飛ばすぞ！！」
この女とは全く面識がねェ。
瀬呂「あの〜…一応聞くけど
本当にこの…常に爆ギレかまして
ギャンギャン吠える爆豪くんで合ってる？」
貴「合ってます！まさしくその爆豪さんです」
爆豪「『合ってます！』じゃねェんだよ！！
大体テメェなんざ話したこともねェわ」
何人かこんな事はあった。
知らねェ奴に薄っぺらい理由で好かれて
一方的に思いぶつけられる事が
俺にとってどれだけ迷惑かなんて
コイツらはきっと考えてねェ。
爆豪「…行くぞ、時間の無駄だ」
その女たちの横を通り過ぎて
券売機の方へ向かう。
切島「オイ、良いのかよあの子…」
貴「良いですよ別に
あ、あの席空いたし私たちも行こ？」
その女は、その時
俺の方には見向きもせずに席へ向かった。
それをマズいと思ったのか
連れのダチの方が焦るように俺らに謝罪して
あの女の後を追った。
…プライドが高ェのか知らんが
気に食わねェ奴だ。
まぁもう関わってこねェならそれで良い。
______そう思ってたのに
11.25 fri 19:02
Sorami上鳴さんからLIME貰っちゃいました^_^
あッ…ンの
爆豪「アホ面ァァァァァァ！！！！！！」
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つば(プロフ) - 完結おめでとうございます！最後の方は泣きながら読んでました。みんなが幸せになるハッピーエンドで読み終わってすごく心が温まりました！これからも応援してます！ (2020年8月22日 9時) (
レス) id: f2ea24899e (このIDを非表示/違反報告)
かれん(プロフ) - なんかもう、、だめだあ。。正義とは何かから涙が止まんねえや (2020年8月17日 20時) (レス) id: 158e7247cd (このIDを非表示/違反報告)
怜 - やばい最高 (2020年8月17日 17時) (レス) id: 09588ec855 (このIDを非表示/違反報告)
ちゆん(プロフ) - 完結おめでとうございます！！素敵なサプライズありがとうございます！！もう大好きな作品が2つ完結して良かった〜泣けた〜って思ったのと、同時に寂しいなあと思うほど思い入れのある作品になりました！本当monaさんの作品が大好きです！！！ (2020年8月17日 6時) (レス) id: c2f590aa7d (このIDを非表示/違反報告)
アネモネ(プロフ) - 完結おめでとうございます……！貴方は私を何度泣かせたら気がすむんですか……… (号泣)貴方がつくる作品が本当に大好きです！もう一回本編読み直してこようかな……(受験生だけど、受験生だけども！！) (2020年8月16日 23時) (レス) id: c579752392 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mona
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=academia1st
作成日時：2020年4月30日 1時
