【呪術廻戦】補助監督鍵ちゃん

4. メタネタって楽だよね ページ5

【鍵兎side】




虎「鍵ちゃん今日暇なの？」

『いーや、これから行かなきゃダメなのよ』



翌日。硝子さんに直してもらったにしても
この回復の早すぎる少年、悠仁は

薄暗い地下室で人形抱いて映画を見てる。


悠仁って人懐っこいな。灰原みたい。

全然いいけど。むしろそっちのがいいけど。



にしても何で私がここに呼ばれたんだか。
どーせ五条さんの差し金だろうけどね。


初めて聞いた時はビビったわ。
宿儺の器なんて生きてるうちに会えるとか
思わないじゃん普通。


それでもなんで私に
この子のお守りさせるかねって話だけど。


別に元気じゃんこの子。


昨日伊地知伝いにフワッと
悠仁が七海を助けたってのは聞いてるし

まあいいセンスしてんだろうな。




虎「鍵ちゃんって…人殺したことある？」

『えぇ…いきなり重いじゃん……
これギャグ路線のお話じゃないの…』

虎「何の話してんの？？」



メタネタ禁止？分かった任せてくれよ。



『呪詛師ならあるね』

虎「…辛かった？」


察しの良いワタクシ鍵兎、分かった。
どうせ改造人間でも殺したんだろうな。

だって昨日検体に出されてたもん。



困る。センシティブな質問に対して
センシティブに答える技量は持ってない。



『聞く相手間違えてるよ。七海に聞きな』

虎「ほら、ナナミンは大人of大人だから…」

『私も同期だが？』

虎「……昨日ナナミンが鍵ちゃんのことで
『あんな大人にはなるな』って言ってた」

『ぶち殺す(何それウケる)』

虎「鍵ちゃん多分ソレ逆！！逆！！！」

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