【呪術廻戦】補助監督鍵ちゃん

29. 突然のプロポーズ ページ33

【鍵兎side】



『…何で私がコイツの隣なの？』

七「消去法ですよ。アナタと五条さんの
お守りはこれ以上やりたくないので」

五「心外だなー、僕はみんなを楽しませる為に
わざとボケてんだよ」





嫌いだわ。


ムカついて殴れる相手なら良い。
でもコイツ当たんねーもん。


だからイライラが蓄積する。
しかももう10年以上。



五「で、結婚相手は見つかりそう？」


ホラそーやって要らない事ばっか言うじゃん。
マジでクソだわこの男。

他の2人にこの話題需要ねーだろ。


『…全く。

誰かさんのクソ任務に付き合わされてなきゃ
あん時約束した人と上手く行ってたかもです』


七「…アナタと結婚できる人なんて
そう見つからないでしょう」

『あ？どういう意味よソレ』



ミラー越しに七海の目と視線が合う。
…やっぱり結構美形だよねこの男。


……ん？？？

何で今まで気づかなかったんだろう。


自分を養ってくれる財力があって
簡単には死なない実力がある。



『七海、私と結婚しない？』


急に車が停まってガクリと体が揺れた。

『オイコラ伊地知、酒飲みに優しい運転しろ』



勢いで吐きそうになった。危ねぇ。


「「「……は？」」」

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