【呪術廻戦】補助監督鍵ちゃん

14. 餃子にビールは無敵 ページ16

【鍵兎side】



起きた。

なんか夢見てた気がするけど覚えてないや。
大体そんなもんよね。


てか、いまどんな状況？何時？
私なんで車の中で寝て＿＿



＿＿＿ヤバ。



急いで状態を起こす。




「あ、やっと起きた。

疲れすぎじゃないの？ちゃんと寝なよ」


うるせーいつも寝てんだよ。
よりによって何で今日こんな爆睡を…



わかったタバコだ。
仮眠した後すぐに吸えばよかった。

仕事中ずっとタバコ吸ってんのなんて
眠気覚まし代わりだからね。

まあニコチンうめえからだけど。



『1本吸ったら代わります』

「大丈夫、休んでてよ。

大体渋滞でほぼ止まってるし」



時間は深夜1時半。

たとえ相手がゴミカスだったとしても
流石にここで申し訳なさを感じないほど
私は別にクソではない。


『…色々お手数おかけしましてスミマセン』

「珍しく素直だね。
タバコ抜いた方が可愛げあるんじゃない？

禁煙したら？？」

『人が下手に出てりゃ偉そうに』



ただしその持続時間は、10秒。



「にしても何でこんなに混んでんだろうね」

『明日連休ラストでしょ』

「なるほど、暇だね〜みんな。

Aお腹空いてない？
色々買ってるし食べてていいよ」



渡された袋には餃子とか小籠包にチャーハン。
分かってんなこの男…。酒に合う。



『たまには気がきくんですね』

「僕はいつだってスマートな男だよ」

『ソーデスネ。いただきまーす』



もう車運転しなくていいよね。
勤務中に酒と餃子食えるの最高か？

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