【呪術廻戦】補助監督鍵ちゃん

13. ジャ○プは黒くなるよね ページ15

【五条side】




ひっさびさに中華街とか出向いたけど
人多いな。そりゃ呪いもたまるよ




…って思ってたのに居ない。
大した呪いじゃない。あって2級レベル。


おかしいな、気配はあるのに。
行方不明者情報もちゃんと出てる。


ということでかなり本気で探した結果
気配を消す事に特化したタイプだった。

強さは…まぁ大した事ない準1レベル。
時間だいぶかかっちゃったなー。


だからAを待たせたお詫びに
中華街で何か買って帰ろうとしたんだけど

まぁこのグッドルッキングガイのせいで
無駄に声かけられちゃうんだよね。



そんなのをあしらいながら1時間ロス。

車に戻ってきたのは22時過ぎだけど
ノックしてもドアが開かない。


覗き込むと後部座席で寝てる。
しかも何かを顔に乗せたまま。本？マジか。





電話すると跳ね起きた。



『…あい』

「僕」

『あい』

「ドア開けて」

『あ？』



寝ぼけてんじゃん。ウケる。



ドアの向こうにいる僕に気づくと
彼女も出てきた。



『…随分と遅かったですね』

「顔真っ黒だけど？」

『あー…ジャ○プのインクですね。

もう車出していいですか』



ゴキゴキ首を鳴らしながら運転の準備を始める
…けど手がおぼついてない。ヤバいやつだ。


絶対いま運転させたら事故る。
僕は平気でもこの子が死ぬ。


「A、僕が運転するよ」

『できんの？』

「僕性格以外完璧だから」

『そーですか、じゃあ頼みますね』



そうして代わったワケだけど
Aはよほど疲れていたのか

出発してすぐに、後部座席で眠り始めた。
そして数分後。




『灰原〜…聞いて七海が…またキレて……』




そんな寝言を言い始めた。


…僕たち(・・)とは違う仲の良さだった。




どちらかと言えば、悠仁たちに近いかな？

だからこそ灰原の死は大きかったんだろうな。




＿＿＿




monaです。


たくさんの方のお気に入り登録嬉しいです
本当にありがとうございます！




ご察しの方いらっしゃるかと思いますが

書き始めてから「ストーリー性なくね？」
って思ってしまったので


ギャグ70%、ストーリー30%で
書いていきたいと思います。


短編集ならギャグ全振りアリなんですけどね！
最後はちょっといい話風に持って行きます！

これからも引き続きよろしくお願いします！


2020.12.2 mona

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