三十八話 ページ39
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「...あ、壊理ちゃん！」
「！お姉ちゃん！」
私が壊理ちゃんを見つけた時ちょうどあいつが来ていた。
「壊理ちゃん！...私達の音楽どうだった...？」
「...最初は、大きな音で怖くなって、
でもダンスでぴょんぴょんなってね！ピカってなって！
楽しそうで！デクさんいなくなったけど、
ぶわって冷たくなったと思ったら、炎出てるし、
プカーってぐるぐるーって！光ってて！
女の人とお姉ちゃんの声がわーって重なってて...
私...わぁぁって言っちゃった！」
「！...楽しめたみたいでよかったよ！！
私も最後わぁぁってなっちゃったの！！」
「楽しんでくれてよかった。」
「よかねぇよ！遅刻の次はサボリか！運べよ！！」
「え〜...やだ〜。壊理ちゃんと一緒にいたいのに...」
...でもサボるのはさすがに駄目か。
私は触手を出して氷を運んだ。
「そ、それは...！触手...！？
...触手があればあんなことやこんなことが...！ﾌﾞﾍｯ！」
私はそれ以上壊理ちゃんに変なことを聞かせたくなかったので
峰田を手加減して触手でぶっ叩いた。
「A！！」
あいつが焦ったように言ってくる。
「...うっさいんだけど...
...峰田。
次そのようなことを壊理ちゃんの前で言おうとしたら...
...分かるよね？」
「お、おう。...」
「...そう。ならいいけど、二度目はないから。」
「お、おう...その子の前では言わねぇから！」
「...ならいいけど。」
「...お姉ちゃん...？何のお話してるの？」
「なんでも無いよ〜！私とあの人の秘密のお話だよ〜。」
(((...治崎過保護だな〜...)))
「じゃあ壊理ちゃん！
私今から急いで片付けるから待ってて！！」
「分かった！！」
...今から壊理ちゃんの為に個性を最大限使って片付けるか...
ﾋｭﾝ！
現段階の触手の最高速度、マッハ10で片をつける...！
「は、速い...」
「いや速すぎだろ！？見えなかったぞ！？」
「...A、今の触手どんくらいの速さなの...？」
「...今のはマッハ10だよ。」
(((いや速すぎだろ！？)))
「マッハ10って...大丈夫なの...？」
「これは壊理ちゃんと早く文化祭を回るために
頑張ってるだけだから大丈夫！」
「...そっか。ならいいけど。」
...これは個性の暴走を懸念しての言葉？
「...安心してよ。
耳郎ちゃんが思ってるようなことは起きないから！
...今はこれもあるしね！」
そう言ってネックレスを見せた。
「...そっか！それがあるなら安心だね！」
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桜 - 伊織さん» ありがとうございます！！！更新頑張ります！！！ (2020年5月18日 16時) (
レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - すっっごい好きですうう…これからも楽しみにしてます、更新頑張ってください！！ (2020年5月16日 23時) (レス) id: 70033b6f85 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 腐った鬼さん» ありがとうございます！！更新頑張りますね！！ (2020年5月15日 16時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
腐った鬼(プロフ) - めっちゃ好きです！これからも頑張ってください！ (2020年5月15日 3時) (レス) id: ddcd1c8cd7 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 雪さん» ありがとうございます！！あまり評価が無いので面白くないのかな？と思っていたので凄い嬉しいです！！ (2020年5月6日 15時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tragic hero | 作成日時：2020年4月8日 7時
