三十五話 ページ36
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皆と楽器の練習をしている内に文化祭当日になった。
《ヘイガイズ！！準備はここまで！！いよいよだ！！
今日は1日無礼講！！学年学科は忘れてハシャゲ！！！》
...いよいよ本番か...
「緊張してきたなぁ...」
《そんじゃ、皆さんご唱和ください！雄英文化祭開催!!!!》
...耳朗ちゃん緊張してるのかな？
「...耳朗ちゃん、大丈夫！！
あんなに練習したんだから失敗なんてあり得ないよ！！
...この私が保障するよ。」
...歌い手のリリでもある私が言ってるんだから。
そういう意味も込めて言った。
「！...そうだね。Aが言うなら間違いないね！」
「そうそう！
耳朗ちゃんは歌上手いし楽器もできるしとっても優しい、
...とっても凄い人なんだから。
自信持って！」
「...だね。」
「...最後に一回歌っとく？」
「...いいね。
歌だけでも最後にちょっとだけでも合わせとこっか！」
「「What am I to be?
What is my calling?
I gave up giving up, I’m ready to go
The futures left unseen
It all depends on me
Put it on the line to follow my dream
Tried all my life
I’ve tried to find
Something that makes me hold on and never let go」」
「...二人とも歌上手すぎ〜。
何でそんな上手いの...？」
「...って、そろそろ時間じゃん。
A。もう準備しないと。」
「そうだね。
...緊張はほぐれた？」
「！...うん。
...最高のものにしようね！A！」
「もちろんだよ！
...耳朗ちゃん。
これは、私の自己流の考えなんだけど...
...歌に、音楽に、自分の思いを、気持ちを乗せて、
自分の好きなように、自分のやりたいように...
...自分の伝えたいことを音に乗せて伝えるの。
...自分に何が伝えられるか分からなくても、
その一瞬一瞬に自分の全力をぶちまける感じでやるの。
...それをしたら誰でも歌は上手くなるし、
音楽にノってくれるの！
...私が言うんだから間違いないよ！
耳朗ちゃんもいつも通りやれば大丈夫だから。
全力でいつも通りに！
一緒に頑張ろうね！」
「...だね。一緒に頑張ろう！」
私達は幕の降りているステージに上がった。
少しするとあいつも来て幕が上がった。
「キター！」
「1年頑張れー！」
「ヤオヨロズー！！」
...え、八百万のファン？
そんなのいるんだ。
...なんか緊張ほぐれたかも。
...いつも通りに、歌に思い、気持ち...全てを乗せて伝える。
大丈夫。いつもと同じようにやればいいの。
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桜 - 伊織さん» ありがとうございます！！！更新頑張ります！！！ (2020年5月18日 16時) (
レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - すっっごい好きですうう…これからも楽しみにしてます、更新頑張ってください！！ (2020年5月16日 23時) (レス) id: 70033b6f85 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 腐った鬼さん» ありがとうございます！！更新頑張りますね！！ (2020年5月15日 16時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
腐った鬼(プロフ) - めっちゃ好きです！これからも頑張ってください！ (2020年5月15日 3時) (レス) id: ddcd1c8cd7 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 雪さん» ありがとうございます！！あまり評価が無いので面白くないのかな？と思っていたので凄い嬉しいです！！ (2020年5月6日 15時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tragic hero | 作成日時：2020年4月8日 7時
