検索窓
今日:1 hit、昨日:28 hit、合計:320,983 hit
小｜中｜大

とある道の途中 ページ1

ガタガタ、ガタガタ



暗い夜道に黒い馬車が通る。



骨ばった黒い馬が引くはガラス張りの荷台。
中に積まれた棺も同様に黒。



周囲に人はいない。
棺の中の子を悼む人はいないのか。



なぜならその棺の中は死者ではなく、



未来で咲く可能性。



棺はすなわち新たな世界への扉。









遠く離れていくテントは静かに夜に呑み込まれる。

入学ってなに→



→ 目次へ｜作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って！｜面白い！→ )

点数: 9.9/10 (202 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
501人がお気に入り
アイコン この作者の作品を全表示｜ お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名：くろかは | 作成日時：2020年3月24日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。