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『少年も好かれてるからね』
「ぶっ！？……げほっ！げほっ！……顔から離れなかったのって……？」
『リーシャの愛』
「猫さん！顔に押し付けるのは止めてね！？」
『気ヲツケルー』
「まったく心が籠ってない！？」
リーシャが来る前のようなやり取りが繰り広げられる空間。それを感じ取ったAは、自然と笑みが溢れるのだった。
ただコナン達は知らない。彼女が家ではこんなことになっていると。
『みゃぁ……(重い……)』
「…………」
『みぅ(退いて)』
「…………」
『みゃー！(退けよー！)』
「A？声を上げてどうした？」
『みゃ！みゃ！(秀一！リーシャ退けて！)』
ソファでぐーたれていたAの上に、リーシャがのし掛かるように甘えているのだ。
「くくく。Aに負けず劣らず、リーシャも甘えん坊だな」
『みぅぅぅ！(笑い事じゃないぃぃ！)』
最近まで、リーシャが赤井だけに甘えていた理由は、追い出されたくないという気持ちからだった。自分の貰い手が見つかれば、居心地の良いこの場所を出ていかなくてはならないという恐怖を感じたから。
だから一番権力のある赤井に甘えて、自分の良さをアピールしていたのだ。
だがそのせいでAが荒れてしまい、居場所も分からず連絡も取れずの状態にまでなってしまった。そのことで赤井も慌てていたのだ。あちらこちらと探し回り、何度も彼女の仕事場に赴くなど。
お陰様でFBIのオフィスは、極寒地獄のように冷たい空気が流れ続けていた。何人もの捜査官はAに助けを求め、祈る日々を送っていたくらいに。
リーシャを相手にしないということは無かったが、心ここにあらず状態の赤井に、リーシャも居心地が悪くなるほど。自分自身にとっても良くないことを理解したリーシャは、Aを探すことにしたのだ。
Aを見つけたは良いが、赤井とAのやり取りを見て、追い出されるのではという恐怖を再度感じ取った。だが結果はAの『こいつ飼おう！』という言葉が、リーシャに取って良い方向で終わったのだ。
『みぅ(退け)』
「にゃ」
『みぅ！(退けよ！)』
「にゃ」
『みゃ！(返事だけかよ！)』
「にゃーあ」
『みゃう！(舐めて機嫌を取ろうとするな！)』
リーシャは、赤井はもちろんだがAのことも大好きらしい＿＿＿＿。
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雪丗(プロフ) - 恵未さん» 数ある作品の中から一番に選んで頂き、ありがとうございます！(≧▽≦)「楽しんでます！」というお言葉を拝見すると、頑張らないと！とヤル気が漲ります！p(^^)q更新ペースは遅いですが、着実に進めていきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いしますm(__)m (2020年3月12日 23時) (
レス) id: 61bafc2705 (このIDを非表示/違反報告)
恵未(プロフ) - いつも楽しく読まさせていただいています。私この小説コナンの夢小説で一番好きなんです！これからも楽しみにしてます！ (2020年3月12日 20時) (レス) id: d0f8b56ca8 (このIDを非表示/違反報告)
雪丗(プロフ) - 架印�靴気�» 度々教えて頂き、ありがとうございました(^^) (2020年3月6日 11時) (レス) id: 61bafc2705 (このIDを非表示/違反報告)
雪丗(プロフ) - 架印�靴気�» あら？造語だったんですね…(^^; 作者が無知なだけなので、架印�畦佑�気になさることではありませんよ(^^)揚げ足をとる会話しりとりで“しりあげあしとり”。考えられてますねー！こういうのを知ると、原作者様はやはり凄いなー！と痛感致します。 (2020年3月6日 11時) (レス) id: 61bafc2705 (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 誤解させてしまったようでスミマセン。 (2020年3月5日 21時) (レス) id: cb6e7377c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪丗
| 作成日時：2019年11月4日 0時
