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──お風呂から出て部屋に戻れば、既に布団の中にいる梅ちゃんの姿が。ただしミケブチはまだ遊び足りないようで
「お前ら……まじで勘弁しろ……」
「にゃう！(やだ！)」
「にゃーう(やーだ)」
梅ちゃんの上でぴょんぴょん跳ねて、遊んでくれとねだっている。現時刻22時ちょい過ぎ。普段の梅ちゃんなら、まだ活動時間だろう。けど長距離長時間の運転で、大分疲れてることはわかる。そんなのを見てしまえば
『ミケブチ、遊び足りないなら私と散歩行くー？』
「「にゃあ！」」
『うーし。行くぞー』
梅ちゃんに『ゆっくり休みなよー』って声掛けてから、二匹の気が済むまで散歩をすることになった。
──散歩を初めてから、そろそろ一時間くらい。適当なところをフラフラと、気の向くままに歩いている。え？旅館に帰れるのかって？迷子になんてならないさー。あはは。
ただ、いくら観光地でも夜。しかも夜中になれば明かりは大分少ない。東都と違って街灯も少ないから、場所によっては暗闇だ。まあ私たちに暗闇なんて関係ないけどね！夜行性の夜目持ちだからー。にゃははは。
でも明かりが少ない分、空に浮かぶ無数の星と淡い光を放つ三日月はよく見える。逆に東都では見れない輝きと、多く漂う排気ガスではなく自然の匂いが多い。
たまにはこんなのも良いな。なんて思いながら、足元をチロチロ動き回るミケブチを眺めた。
──翌朝。
帰る準備をしていれば、もぞっと動いた塊。枕元にある携帯を手探りに手に取り、画面を確認してる。
「……６時……いつもより遅せぇ……いいのか……」
とかなんとか独り言呟いてる。ゆっくりと体をお越し、両手を上へと伸ばしながら「んぁ〜〜……」と大きく欠伸。
『おはー』
「うお!?居たのか!?」
『居たんだなー。これが』
まったく気付いてなかったらしい。気配消してた訳じゃないのにダメダメじゃん。……そう言えば、夜中に帰って来た時もピクリとも動かなかったな。いつか寝てる間に刺されるぞ。
『朝御飯まで一時間あるから、お風呂入ってくればー？』
「お前は？」
『もう行った』
「早っ……」
誰も居なかったから貸し切りみたいなものだったよー。儲け儲けーってケラケラ笑っていれば、人のことをじっと見てる梅ちゃんに、なに？と首を傾げる。
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雪丗(プロフ) - kangarooさん» そうです(^^)その理解で大丈夫です！ (6月1日 0時) (
レス) id: 3aa07c1458 (このIDを非表示/違反報告)
kangaroo(プロフ) - 雪丗さん» お返事ありがとうございます！！夢主ちゃんが目をつけた黒いバイクはSegreto用に梅ちゃんが乗っている、という理解で大丈夫でしょうか .. ？何度もスミマセン（汗） (5月31日 21時) (レス) @page44 id: a52eba175e (このIDを非表示/違反報告)
雪丗(プロフ) - kangarooさん» ご質問頂いた梅ちゃんのバイクの件ですが、崖から落ちて爆発したことで廃車→片山(モブ)さんの厚意で新車をゲットしました！サイドカーに関しては、神谷が後払いにて購入→ミケブチに奪取される。という流れになります。また不明点等ありましたら御連絡ください(^^) (5月31日 17時) (レス) id: 3aa07c1458 (このIDを非表示/違反報告)
雪丗(プロフ) - kangarooさん» お返事が遅くなり申し訳ありません。今作品をお読み頂きありがとうございます。梅ちゃんファンが増えて口角が緩んでます。によによです(笑) (5月31日 17時) (レス) id: 3aa07c1458 (このIDを非表示/違反報告)
kangaroo(プロフ) - 嬉しいです！ちなみに私も梅ちゃん大好きです。数少ないツッコミ役ですね。お疲れさまです、合掌。 (5月22日 21時) (レス) id: a52eba175e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪丗
| 作成日時：2019年8月22日 12時
