貴方のために出来ること part.2【名探偵コナン】

64, ページ18

ジンside


煙幕が切れ、視界が回復して辺りを見回したが、チェシャ猫の姿は何処にもない。


「兄貴」


「ウォッカか、ブツはどうした？」


「ちゃんとここに」


「……そうか(本当に帰りやがったのか)」


「チェシャ猫は？」


「さぁな」


「チェシャ猫は飛び降りたとき、ワイヤーか何かを使ったんですかね？」


「…………」


「兄貴？」


ウォッカの言葉を無視して、俺は廃ビルの中へ入り屋上へ向かう。


チェシャ猫が現れたフェンスの前に立ち、屈んでワイヤーの跡がないか調べる。


「……ウォッカ」


「へい？」


「お前はロープやワイヤーも無しに、ここから飛び降りて着地できるか？」


「無理ですね。……まさか!?」


「あぁ。ヤツは身のまま飛び降りた」


「!!」


化け物じみた身体能力を持つチェシャ猫。
随分と面倒くせぇヤツが現れやがった。


「……ウォッカ。チェシャ猫が今後現れたら、全てデータに残せ。どんなに些細な事でもだ」


「了解」


「……アイツは必ずこの手で始末してやる」






〜＃〜


≪追加設定≫


チェシャ猫

性格:
明るめ、人をからかうのが好き

髪:
長さ.肩甲骨まで(襟元から1本で結ぶ)
色.フューシャ(濃いピンクに近い紫)

顔:
中性的(少年にも少女にも見えるような顔)

目:
金色(ｶﾗｰｺﾝﾀｸﾄで片眼合わせ)

声:
低め(ルパンみたいに七色の声は出ません)

服:
晒で胸を隠してる。揺ったりめの服装で体型隠す。
全体的に黒。所々にピンクを入れてる。
鎖付きチェーンの黒チョーカー
５ｃｍ厚底のブーツ着用




気付かぬうちにお気に入り数が110人超えてました。
皆様方本当にありがとうございます。

今後とも≪貴方のために出来ること≫をよろしくお願いいたします。


.

65,→←63,

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す