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冗談かと思っていたゼオンの言葉。

「俺が戦闘の仕方を教えてやる」

この言葉は本気だったようで、彼は私と共にガランの家に居座ることになった。

ゼオンを連れて帰れば、ガランは固まり、バレッタとアミィは声を上げた。

「A!誰こいつ!?」
『わっ!アミィ落ち着いて』
「もしかして旦那さん!?」
「だ、旦那!?Aにはまだ早い!もうしばらくはゆっくりして良いんだぞ!」

アミィは私の顔近くを、ぐるぐると忙しなく飛び回り、バレッタはゼオンをじろじろと見ながら「顔は良い方ね」なんて言ってて、ガランは完全拒絶だ。

「旦那ではなく教育係だ」
「「「は?」」」

一斉に私に顔を向けた三人に、事の顛末を説明した。

『──と言うことがありまして……』
「だからって戦闘の仕方っていうのは……」
「自分の身は守れるようになった方がいいだろう。それに旦那探しをするにしても、今の姿では人間には近付けん」

ゼオンの言葉にはっとする。幻獣王の血を引く私に生えている耳と尾。

「必要最低限の力の使い方は覚える方がいい。こいつの為だ」

そう言いながら、ゼオンは私を真っ直ぐ見つめてくる。アミィが何故か「うふふふふ」って口に片手を当てて、ニヤニヤと笑っているのが視界の端に入った。

こうして始まった、ゼオンとの生活兼戦闘を含めた教育講座が開始された__。




〜#〜

≪キャラ設定追加≫

名:ガラン
種族:ドワーフ
見た目:低身長、髭面


名:バレッタ
種族:ドワーフ
見た目:低身長、体躯が良い


名:アミィ
種族:妖精
見た目:大きさ二〇センチメートル


名:ゼオン
種族:幻獣
見た目:黒髪、赤目
特徴:人間の姿に化けている
黒い獣耳と尾を持つ

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設定タグ:女主人公 , ファンタジー , オリジナル   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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雪丗(プロフ) - キキさん» こちらにまで来て頂き、ありがとうございます。こちらの小説更新はカメさん以下の速度になるかと思いますが、少しずつ更新していきたいと思っております。今後ともよろしくお願い致します。 (2019年1月24日 13時) (レス) id: b6a8bd3c6a (このIDを非表示/違反報告)
キキ(プロフ) - チェシャ猫が好きすぎて、こちらにも遊びに来たのですが…こっちもすごく面白いです!トレントの場面、ドキドキしました!どのキャラクターも皆、素敵ですね♪ファンタジーの不思議さやカッコよさがとても伝わってきます。無理なさらない範囲で、がんばってください! (2019年1月23日 22時) (レス) id: cc6696e063 (このIDを非表示/違反報告)
如月 唯奈 - 雪丗さん» アドバイスありがとうございました!参考になりました! (2018年12月16日 21時) (レス) id: 0a57facb33 (このIDを非表示/違反報告)
雪丗(プロフ) - 如月 唯奈さん» アドバイスが出来るかはわかりませんが、小説を読まさせて頂きます。読み終わりましたら、如月様の小説の方へコメント致します。少々お時間下さいませ。 (2018年12月12日 0時) (レス) id: a6201812ee (このIDを非表示/違反報告)
如月 唯奈 - 私もファンタジーのオリジナル小説を書いているのですが、表現が上手くできません……何かアドバイスくださいっ! (2018年12月11日 21時) (レス) id: 0a57facb33 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪丗 | 作成日時:2018年11月22日 0時

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