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渋滞などに引っ掛かることなく、たどり着いた杯戸中央病院。車を止めてぼうやと共に病院内へ。逸る気持ちが押さえられていないのか、歩くスピードがいつもより速くなり、途中ぼうやを置き去りにするところだった。
病室前に到着したときは、柄にもなく緊張していた。Aだと確信したからかもしれない。
扉を開けて、ベッドに眠っている彼女に視線を向ける。そこには
「……は？」
「誰もいないよ？」
空っぽのベッド。ベッドだけじゃなく、医療機材すら置いてなかった。
部屋を間違えたかと再度廊下に出るが、間違いない。なら階数かと思ったが、それもあっている。
「な、ぜ……？」
「え!?昴さんどこ行くの!?」
居てもたっても居られず、Aの病室担当の看護師に話を聞くため、来た道を戻りナースステーションに走る。看護師を捕まえてAをどうしたか聞くと
「初日に付き添っておられたニット帽の男性と、金髪の男性が転移の手続きをされて、一時間ほど前に違う病院へ運ばれて行きましたよ」
「なん、だと!?」
意味がわからなかった。今は沖矢昴に変装しているが、初日に付き添っていたのは俺だ。金髪の男性というのは安室くんのことだろう。
俺への変装……ベルモットか？アスティである彼女がここにいるとバレて、急遽組織が動いた？
「昴さん、金髪の男性って？」
「……安室くんだ」
「僕電話してみる！」
駆け出そうとしたぼうやの行動を制止するかのように声が掛かった。
「あれ？コナンくん。こんなところでどうしたんだい？誰かのお見舞い？」
声を掛けてきたのは、ぼうやが電話をしようとしていた相手である安室くん。人当たりのいい笑顔を張り付け、手には見舞品とわかる花束を大切そうに抱えている。
「あ、安室さん……」
そして俺へは鋭い視線を向けてくる。
「どうして貴方がここにいるんです？沖矢昴さん」
「そんなことより彼女を何処にやったんです？」
「……は？」
.
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雪丗(プロフ) - ベルモットさん» 彼女の正体が記載されている話もありますので。そこを読んで頂いて、わからないことがあれば再度コメントを頂ければ幸いです。お手数をお掛けしますが、よろしくお願い致します。 (2019年6月16日 23時) (
レス) id: 6ba5bde614 (このIDを非表示/違反報告)
雪丗(プロフ) - ベルモットさん» この作品を読んで頂き、ありがとうございます。夢主の正体に関してですが、先を読んでおられない読者様がいらっしゃるかと思われます。ネタバレ防止のため、このページ内でのお答えは控えさせて頂きます。読み進めて頂ければ、 (2019年6月16日 23時) (レス) id: 6ba5bde614 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 夢主人公って人間ですか？ (2019年6月16日 20時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 読みました。原作、名探偵コナンを詳しく知っている方と思いました。私もコナンシリーズの夢小説を書いています。宜しければお読み下さい。黒の組織絡みで好みでした。 (2019年6月16日 20時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 何かヤバイ組織かな？今のところは子供達をさらってる感じかな？ どうするんかな？ルパン達は何かお宝かもしれないのかな？ (2018年8月23日 16時) (レス) id: ae3d71bb82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪丗
| 作成日時：2018年7月22日 12時
