君の人格 ページ2
『……はっ、？』
目が覚め辺りを見回す。
ここは、意識の僕が居る場所、つまり夢の中。
…おかしい、killerとmurderに遭遇して一大事って時なのに。
［A…？Aっっ！！］
『いた…、何が起きてる？』
［どう説明すれば良いか、君は現実で起きててっ…！！］
『は？何言って…、』
ふと目に入った者に目を奪われる。
あまりの驚きに声すら出てこなかった。
〔ごきげんよう、やっとこうして、目を見て話せるね。〕
『……おまえ、』
『…何しに来た？』
〔…ふふ、やだなぁそんな顔しないでよ。〕
『答えになっていない。』
〔…僕は君に会いに来たんだよ、相棒。〕
『僕は相棒じゃない。』
〔……あぁ、確かにそうだね、承認も得てないし。〕
目の前の“ヤツ”は目を伏せ髪を弄りながら話し続ける。
どうして夢の中に？
どうやって入り込んできた？
どうして前みたいな行動を取らない？
それにボクが言っていた「現実では起きてる」って一体…。
〔僕が君の体に憑依してるから。〕
『……は？』
〔だからこうして話も出来てるって事さ。〕
『…どうしてこんな事。』
〔分かりきってるだろ？〕
〔“君には僕しか居ない”。〕
…何馬鹿げた事を言ってんだコイツ。
どうしてそんな清々しい顔でそんなセリフ吐けるんだよ。
『ふざけるのも大概にしろ』そうヤツに怒鳴る。
そいつは一瞬目を見開き、その後大きく高笑いをした。
〔ははっ、はぁっ…、やっぱり素の君と話すのが1番楽しいよ。〕
『……。』
笑い疲れている隙に攻撃するか？
知らぬ間に片手にはあの小型ナイフが握られている。
今は勝ち負けなんてどうでもいい、この状況を打破しなければいけない。
本当に僕が憑依されてるのだとすれば、現実で今大変な事が起こっているに違いない。
…覚悟を決め、足に力を込めた。
『…はぁっ…！！』
…何、なんだ？
いきなり景色が変わる。
目の前に広がっているのはスノーフルの街。
後ろには木、身動きが取れない様に刺されている骨、そして目の前には、
＿＿＿＿＿汗をかくmustard。
mustard「……クソ、良い加減にしろよ、テメェッ、！！」
『待っ…な、にが…！！』
mustard「……ラピス…？」
『マスッ、』
彼の名前を呼びかけた時、再び身体中に電流が走る。
やばい、みんなを安全な場所へ流さなくては…！！
『逃げっ＿＿＿！！！！』
願いが叶うとでも思った?
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Smile(プロフ) - これ前作から見ていて,,,もうほんと続きが読みたくて読みたくて夜も眠れませんよ,,,応援していますので無理せず頑張ってくださいね! (12月4日 21時) (
レス) id: b9794ea8a9 (このIDを非表示/違反報告)
藍内/Ainai(プロフ) - 前作の時からヒッソリと見ていました。今回の続編も夢主さんの変化が大きくてとても続きが楽しみです。 (11月25日 17時) (レス) @page12 id: 53905ab127 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まかろん。 | 作成日時：2024年9月29日 1時
