検索窓
今日:14 hit、昨日:22 hit、合計:57,974 hit

11話 ページ12

魈さんに助けてもらった後、タルタリヤを通して鍾離先生の予定の空いている日を教えてもらいお話しできる事になった



そして今日がその日

璃月港を歩いていたら、前方に白くてふわふわした少女を隣に付けている美少女と瞳に虹彩が無い青年が見えた

私はなるべく関わらないようと顔を隠しながらすれ違おうとしたのだが「あっ!お前Aじゃないか!?」と空飛ぶ非常食……否パイモンに見つかってしまった




「やぁA。今日はどうしたんだい?」

「A、元気だった?」


『こんにちは蛍ちゃん。元気だよ』

「俺に挨拶は返してくれないのかい??」


この前の魈さん事件は大体この男のせいなので私はあまり関わりたくないのだ



「あぁそうだA。これから相棒と討伐に行くんだけど君も来るかい?君の神の目の力見せてもらいたいしね」

とてもいい笑顔で「来るよね?」と圧をかけてくるタルタリヤだが私は鍾離先生との約束がある

璃月人として約束は守らなければいけない


『お誘いありがとうタルタリヤ。でもこれから鍾離先生と少し会うの』


そう言って断るとタルタリヤは「なぁんだ」とつまんなそうな顔をしたがすぐに「じゃあ次会った時には君の力見せてよね!」と言われた


「Aにフラれたんだからしつこくしないで。しつこい男は嫌われるよ」


私が「しつこいな」と嫌がっていたら蛍ちゃんがタルタリヤを私から引き剥がしてくれた



「A、私達の事は良いから鍾離先生の所に行きなよ。待たせちゃ悪いでしょ?」


サムズアップしてウィンクをした蛍ちゃんにキュンとしながら「ありがとう」と言って鍾離先生との約束の場所へと向かった






鍾離先生との約束の場所は、不思議な所だった


『鍾離先生、あの、ここって……』

「絶雲の間だな」

『ここ絶対ころされちゃいますって!』


仙人が住むと言う“絶雲の間”

この地に立ち入ろうとする璃月人はそうそう居ない

私はなに?殺されるの?


『あ、あの鍾離先生。場所間違ってませんか……?』

「いや、間違っていない」


ええっ……と驚いた私を横目に鍾離先生は「何か聞きたい事があるんだろう」と問うた


『はい。すいません何回も、あの、また少し気になる事があって……』

「言ってみろ」




『金鵬って、何ですか?』


サァッと、風が私と鍾離先生の髪を靡かせる

少しの沈黙が流れた後、鍾離先生は口を開いた



「……ある仙人の少年と少女の話をしよう」

12話→←10話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (256 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
752人がお気に入り
設定タグ:原神 , gnsn , &39752;
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

75MQiGVSCwFC1RV(プロフ) - はわ、横棒とかを区切る為かと思いきや規則性からその真意に気づいてしまいました…。続きが出るのを楽しみにしてます! (5月8日 2時) (レス) @page17 id: 703a5f6103 (このIDを非表示/違反報告)
玉ねぎ - めっちゃ続きが気になります! (2023年4月9日 22時) (レス) @page12 id: faa7a99a5f (このIDを非表示/違反報告)
ててい - 新作ありがたいです🙏 とても面白かったです更新頑張ってください💪🔥 (2022年11月30日 19時) (レス) id: af57e42461 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:おさけ | 作成日時:2022年11月29日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。