黙りやがれ公子様 【2】

行方不明 ページ40

NO side


「ねぇ知ってる？往生堂のAちゃん、行方不明らしいわよ」


「あの子って、神の目持ってたわよね？」


「そうなのよ！私の娘もあの子に助けられたって言っていたから宝盗団とかに捕まるような子じゃないんだけど……」


「早く見つかって欲しいわね……」

ーーーーー

璃月。契約の国


その国で、元岩神と別世界から来た異邦人、空飛ぶ謎の少女が真剣な表情で何かを話していた


「やっぱりAさんを攫ったのはタルタリヤ？」


「だろうな、今魈にも探させている」


「オイラのせいなんだぞ……」


パイモンは自分の発言が今回のタルタリヤの行動の引き金となったとかなりの責任を感じていた


いつもなら食べ物やモラの事になると人一倍食いつくのに最近は全く食い付かなくなった





初めに異変に気付いたのは鍾離だった


最近、公子にも会わないしAにも会わない。


公子はまだしもAはほぼ毎日「鍾離さーん！」と言って駆け寄ってくる


おかしい。鍾離はそう思った。1〜2日ならまだしも2週間。2週間もAを見かけない


まさかな、そう思いながら往生堂堂主であり、Aの友人である胡桃にAの事を聞いてみた。


しかし胡桃もAを探していた。聞くとAは家にもいないらしい


胡桃は酷く心配していた


鍾離はすぐに旅人にこの事を話した。旅人なら力になるかもしれないと


旅人はこの話を聞き終えた後すぐに手伝うと言った


そこから話し合うとやはり犯人は「公子」だと言うことがわかった


Aを見かけなくなったのは公子にどこかへ連れて行かれたあの日。いつもより公子の精神が不安定だったあの日


「……北国銀行に行こう」


旅人がそう言うと鍾離も立ち上がり北国銀行へと向かった




ーーーーー


「公子様ですか？ここには2週間ほど来ていませんね。公子様に何か御用でしょうか？」


「いや、大丈夫だ。感謝する」


やはり来ていない


3人はどうしたもんか、と悩みどこか静かになれる場所へと移動した






璃月港を少し離れた所



3人は岩に腰掛け悩んでいた




「鍾離様」




風が頬を撫でた





ーーーーー

50連まで頑張って貯めたからね！！！！
天井はまだ見てないから分かんないけど星5ひとりしか持ってないから来てね！！！！

首→←限界

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す