今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:5,685 hit
小｜中｜大
2 ページ2
ばるくんの言葉で
今朝の夢を思い出した。
あれは、わたしが4歳、
ばるくんが7歳の時だった。
パパの仕事の関係で引っ越してきたこの街。
おとなりの渋谷家にご挨拶に行ったとき
たまたま、わたしのママとばるくんのママが
高校時代の同級生だったことが判明した。
そんなサ◯エさん家みたいな展開に
一同は笑い、この街に友達がいなかったわたしは
ばるくん、ばるくんと言って、
ずっとくっついてまわった。
当時、泣き虫だったわたしは
公園のいじめッ子にやられて
泣きながら帰ってきては
ばるくんに助けを求め、
「あぁ〜もぉ！めんどくさいなぁ！
ほら、いくぞ！」
って少し怒りながらも
いじめッ子に話をつけに行ってくれる
ばるくんがわたしは大好きだった
「おい！A、ほんまに間に合うんか？」
ばるくんの声で我にかえると
自宅を出るギリギリの時間。
「ぎゃー！もう！ばるくんのバカ！！」
そう言ってわたしは部屋を飛び出した。
「あほはおまえやっちゅーねん。」
そういってまた煙草に火をつけた
ばるくんを知る由もせず…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 34人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あいち | 作成日時：2016年4月17日 23時
