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照は7人乗りのワゴン車をレンタルしてここまで来ていた。
彼らは一度全員その車に乗り込む。
運転席に照が乗り、三列シートの1番後ろに涼太と翔太が座る。
間に挟まれるように亮平とAが座っていた。
「Aちゃん、俺らいて平気そう？」
翔太は彼女に気を配ると、買ってきていた甘いミルクティーを差し出した。
「はい、大丈夫です。ありがとうございます。」
Aは彼からそれを受け取ると、先ほどとは打って変わり、しっかりとした口調で翔太に答えていた。
亮平はそんな彼女の様子を見て驚いたが、思ったよりも立ち直っているのだと安堵していた。
エンジンを止めたままの車内は静けさが漂う。
まず、運転席に座った照が話を切り出した。
「阿部、ごめん。俺たち多分、結構状況を把握してる。」
「えっと、それはつまり俺とAが付き合ってることを知ってたって意味？」
「それもそう。あと、Aちゃんの事件のことも……。」
照が言いにくそうに口にすると、翔太が加わった。
「あと、お前が手錠かけてAちゃんのこと閉じ込めてることもな！」
「えっ……。」
亮平は翔太の言葉に慌てた。
そんな彼の様子に、翔太は亮平に顔を近づけ目つきを鋭くする。
「確認したいんだけど。お前Aちゃん傷つけたりしてないだろうな？なんで手錠をかける必要があった？答えろ。」
亮平の胸元を掴むと、翔太は声を荒げた。
「翔太やめろ。誤解かもしれないんだから阿部の話をまずは聞こう。」
翔太の腕を掴むと、冷静な涼太が彼を制止する。
翔太は黙って亮平から手を離すと、睨みつけ、腕を組んだ。
「Aを……守りたかったから。」
「え？」
亮平の言葉に、3人は目を見開いた。
「どう言う意味？」と涼太が問うと、様子を見ていたAが口を開く。
「亮平……阿部さんは悪くありません。全て私のせいなんです。」
「A、いいよ。」
「私がそうして欲しいと彼に伝えました。」
「……なんで？」
照が目を丸くしてそう問うと、翔太が横から割り込んだ。
「阿部ちゃん、本当のことを話せ。俺ら阿部ちゃんが酷いことしてるなんて思ってない。疑ってもいない。けど、おかしいだろ？手錠なんてさ。」
「……わかった。」
亮平は一度深呼吸すると、ポツリと話を始めた。
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ひまわり(プロフ) - あきさん» あきさん、コメントありがとうございます！処女作で文章も読みづらかったかと思いますが、楽しんでいただけてすごく嬉しいです（ ; ; ）ありがとうございます！私は基本人怖系の作者なので、お暇でしたら他の作品も覗いてみてください♪本当にありがとうございます！ (4月12日 21時) (
レス) id: d481720ed7 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 一気に読んでしまいました。もう、最高の一言です！久しぶりに小説読んで興奮しちゃいました。いい時間過ごさせてもらいました。ありがとうございます😊 (4月12日 15時) (レス) id: 57015ea3ce (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - ゆなさん» ありがとうございます😭すごく時間かけて作ったのでとっても嬉しいです！！喜んでいただけるように頑張りますので今後もよろしくお願いします！！ (12月13日 12時) (レス) id: d481720ed7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - 一気に全部読ませて頂きました。とっても癖に刺さって幸せな時間をおくれました…本当にありがとうございます最後にタイトルの意味も分かってほんとに心臓が止まりました大好きです (12月12日 1時) (レス) id: ea821cca74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひまわり | 作成日時：2024年11月14日 15時
