隠の桐島さん 第二幕【鬼滅の刃】

どうかその未来が輝かしいものであります様に ページ37

鬼殺隊に入ってから
私はいろんな人たちと出会った




鬼殺隊に入るために
ここまで育ててくれた育手のおじさん


使えない剣士だと罵られ落ち込んでいた私を
気にかけてくれた隠の先輩方...


隠の仕事を一から丁寧に教えてくれて
かなりこき使ってくれたけど
ずっと上司として支えてくれた後藤さん...


柱合会議ではめちゃくちゃ怖かったけど
鬼狩りとして心底尊敬する九人の柱の方々




鬼との戦いで傷ついた隊士達のため
日々奮闘する蝶屋敷の女の子達






そして、







人を守るために
今も命がけで戦い続けているであろうあの三人組





一人一人がいろんな志を持って
精一杯生きていた






失った悲しみと絶望で胸が張り裂けそうになっても
どこまでも強く在り続ける”みんな“が




わたしには眩しくて眩しくて仕方なかったんだ






ある時は何も出来ない自分が悔しくて
一人悲しみに浸っていた自分もいた...









でも、





そんな惨めなわたしを彼らは....








【決して笑わなかった】









ずっと迷い続けていた自分を
暗闇から救い上げてくれた“かけがえのない“人達






今までの暗く淀んだ気持ちから
今の自分を受け入れようとする明るい気持ちへと変われた




他者と比較して落ち込むのでは無く




今の自分に何ができるのかを考え
隠という仕事に誇りを持てるようになれた









ねぇ、みんな









わたし、









鬼殺隊が大好きだよ









これからもずっと...みんなのことが大好きだから









だから、あとはよろしくね＿＿＿









さようなら

それが盛大なフラグだということを私は知らない→←例えいい上司だったとしても私を巻き添えにしたことは許さんからな

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