殺鬼華

6話 ページ7

地面に刺さった刀から一気に地面が黒く染まるように凍る。

童磨「へぇ…綺麗だね」
(急に雰囲気が変わった？)

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血鬼術 散り蓮華
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扇子を振るうとともに砕けた花のような氷を発生させ、迫ってくる黒い氷を細かく斬り刻む。
気がつくと彼女は居なかったいや、目の前に音もなく現れた。
ひらりと右目が見えて一瞬だけ、ゾッとする。
心の奥を見透かしているような不気味さがある。
まるで蛇に……

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陸ノ型 喰闇
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トン…と刀の先だけが胸に触れる。
内側からゆっくり染みていくように、身体中が黒い液体に染まり内部から喰い散らかされる。

童磨「っ……ゴホッ！これは凄いね…」

口から大量の血を吐く。
彼を見るAの目は冷たい。
傍により、顔を見る。

A？「お前は強い…気に入っちゃった」

童磨「そうか…嬉しいなぁ…でも君、気づいてる？」

「？」なったもつかの間、一瞬にして身体中を一気に切り刻まれ、赤黒い血がドクドクと流れ出る。

A？「…っ」

ドサッと膝が地面につくが、すぐに立ち上がる。

A？「あは……アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ！！！」

壊れたか狂ったかのように笑い始める。
痛い……痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
これが生きてるという感覚かぁ！！！と叫び始める。
流石の童磨も引いてしまう。

A？「ねぇ…名前教えてよォ…」

童磨「童磨……だよ…」

Aは"ありがとう"と笑って言い、刀を振り上げる。

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夢主の大正コソコソ噂話
実はAちゃんは無一郎くんの事が好きなんですが、本人はそれが恋愛感情だとは知りません。
無一郎くん、ご本人はそれ以上に好きらしいです！
でも、関係が壊れるのが嫌なのでなかなか言えないらしいです！

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