#6 ページ6
.
「あ Aさんとシャオさん⋯ってなんで手繋いどるんですか!?」
「こんくらいええやろ〜?」
リビングに行くと朝食の準備をしていたチーノくん。チーノくんは料理上手いからね。卵は大体撲殺されてるけど。
『ごめんね。チーノくんに任せちゃって⋯私も当番やのに⋯⋯』
「いえ!大丈夫っすよ!でも次は一緒にしましょうね!」
なんて明るく言ってるけどニヤニヤと笑っている。これは絶対違うこと考えてる表情やね⋯。
今日はコイツらのせいで朝ご飯の準備間に合わなかったし。チーノくんに迷惑かけちゃったな⋯。
そう。一応メンバーで色々当番分けをしている。
朝食や昼食、晩食を作るのは私とチーノくんとロボロになっている。
その他にも掃除はゾムとかトンちゃん。
こんな感じで他のメンバーも当番制になっているのだ。
だからこそ当番に遅れるわけにはいかないのに。
昼食は間に合わせるようにしないとな。
「おー!美味そーやな!⋯なぁ?トントン」
「あっ⋯⋯そ、そうやなぁ」
ゾムはトントンにいっぱい食べさせるのが好きらしい。食害⋯だっけ。皆されたことあるみたいだけど私は女だからか、あまりないかなぁ。
トントンも察したような顔してるで。
「あれ⋯⋯神居なくね?」
「ほんまや。まぁ朝弱いみたいだし⋯⋯」
「あ、じゃあ誰か起こし行く?」
コネシマが言い、確かに辺りを見回したがペ神は居ない。
ロボロの言う通りペ神は朝弱いみたい。
でも起こしに行かないのも朝ごはん冷めちゃうし⋯⋯。
『じゃあ私、起こし行ってくる』
「そっか。ありがとな!」
「え⋯⋯A、危ないんちゃう?」
『大丈夫、大丈夫』
と言って私はペ神の部屋に向かった。
というか⋯⋯大ちゃんに心配されても大ちゃんの方が襲ってきそうだから注意になってないんよね。実際、朝そーやったし。
なんて色々考えているとペ神の部屋に着いた。
コンコン
ドアをノックしても何も返事はない。
これはまだ寝てる。
『あれ、鍵開いてるんだ⋯』
私は起こすためにドアを開け部屋に入った。
決してアイツらみたいに下心ではないです。
「ん〜⋯⋯?あ、A?」
.
943人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
格下のカスもどき - 最高🩸 (1月30日 8時) (レス) @page19 id: f23bfbddd8 (このIDを非表示/違反報告)
かす(プロフ) - 初コメ失礼します、最高です、 (6月18日 22時) (レス) @page19 id: b1482de086 (このIDを非表示/違反報告)
セエレ(プロフ) - これは久々に神作だぞぉ〜更新頑張って下さい!どんだけでも待ちます! (2023年4月22日 21時) (レス) id: b81e176fb0 (このIDを非表示/違反報告)
える@脅威推し - 更新だぁい!最初から見てしまった…w (2022年7月10日 4時) (レス) @page22 id: e5ffed06b8 (このIDを非表示/違反報告)
える@脅威推し - あぁ〜…私のために争わないで〜(( 個人的には推しのzmさん落ちになってほしいけど…誰落ちになるんだろ… (2022年5月23日 1時) (レス) @page21 id: e12e4c1c65 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ミルりん | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/R9uf2SJKvFrqI87
作成日時:2022年3月28日 1時