＃２ ページ2
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『⋯⋯』
正直、コネシマも危ないんよなぁ⋯。
笑顔で問題発言しちゃうし。
「え、無視？？悲しいねんけど」
なんて言いながらコネシマは近寄ってきて私の頭を撫でてきた。大きな手。なんで撫でて⋯⋯
『ちょっ⋯何⋯⋯』
「いや〜やっぱAは可愛ええなァ〜」
『は？何言っとるん⋯』
「照れてるん？耳、赤いの気付いてるで」
意地悪な声色で指摘され、自身の顔に熱が集まるのが分かった。そして彼は私を姫抱きにすると「ほな、行こか！」と言い、どこかへ歩み始める。いやどこにやねん。
『あの、コネシマさん？？どちらに向かって⋯⋯』
「ん？俺の部屋やけど？」
『⋯⋯』
うん⋯。何となくそんな感じしてたよ。
てか、私が危ない。私のこんな弱々な抵抗じゃコネシマには全く効果あらへんし⋯。
「朝からやけど⋯⋯ええよな？」
うるさいときとは違う低音ボイス。まじであかん。全然私は良くないんですけど。
⋯こうなったら呼ぶしかないな。
『⋯ショッピくーん！！助けて！！』
「どないしたんすか？⋯ってクソ先輩じゃないすか。Aさんに何してはるんすか」
10秒経たないで現れた私の一つ歳下のショッピくん。駆けつけるの早すぎでは⋯。
「あー⋯いや、なんもしてへんで。」
明らかに動揺してるコネシマ。
ショッピくんが怒ったとこ見たことないけど、多分怖いのかな？
「とりあえず、Aさんを放してもらえますか？」
「⋯しゃあないわ」
渋々下ろしてくれ、無事解放された私。でもなんでコネシマちょっと残念そうにしてるん？？
「じゃ、Aさん行きましょ！」
子供のように言ったショッピくんに手を引っ張られ、行く宛てもなく連れられる。ショッピくんは(きっと)安全だろう。
『助けてくれてありがとね？』
「いえいえ⋯あ、でも今日の夜空いてます？」
『あ、ごめん。無理かなぁ』
「⋯そっすか。仕方あらへんな」
良い意味であの先輩達に似てしまったショッピくんのことだから、“夜”について聞いてくるとはそういうコトなんだろう。可愛い後輩はどこへ⋯
「あっ、ショッピ」
「⋯手、繋いどる⋯⋯」
「あ、大先生とトントンさん」
廊下を歩いてると居たのは大ちゃんとトンちゃん。
いや、さっきからめっちゃ出会うなぁ⋯
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格下のカスもどき - 最高🩸 (1月30日 8時) (
レス) @page19 id: f23bfbddd8 (このIDを非表示/違反報告)
かす(プロフ) - 初コメ失礼します、最高です、 (6月18日 22時) (レス) @page19 id: b1482de086 (このIDを非表示/違反報告)
セエレ(プロフ) - これは久々に神作だぞぉ〜更新頑張って下さい！どんだけでも待ちます！ (2023年4月22日 21時) (レス) id: b81e176fb0 (このIDを非表示/違反報告)
える＠脅威推し - 更新だぁい！最初から見てしまった…ｗ (2022年7月10日 4時) (レス) @page22 id: e5ffed06b8 (このIDを非表示/違反報告)
える＠脅威推し - あぁ〜…私のために争わないで〜(( 個人的には推しのzmさん落ちになってほしいけど…誰落ちになるんだろ… (2022年5月23日 1時) (レス) @page21 id: e12e4c1c65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルりん
| 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/R9uf2SJKvFrqI87
作成日時：2022年3月28日 1時
