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その後、鬱くんが「まだ紹介したい人がいるから」ということで私の手を引っ張って部屋に連れて行った。
？「⋯この子なん？今年の姫って」
部屋に入ると、
高級そうなソファーで読書をしている人とクッキーを食べているニット帽を被った人がいた。
？「ほーん⋯大先生見る目あるやん」
ut「やろ？��シャオちゃん��」
え、ちょっと待って⋯⋯
このクッキー食べてる可愛らしいこの人が…鬱くんの言った「危険人物」なの？
sha「よろしく。俺はシャオロンやで。
今年の王様ゲームは楽しくなりそうやね？」
シャオくんはニヤリと不敵に笑い、私を見つめた。それだけで十分怖かったのだが。
ut「シャオちゃん〜
あんまりAをいじめるんやないで？」
sha「さぁ⋯⋯それは分からへん」ﾆﾔｯ
いじめる⋯⋯？
それって⋯
sha「っは、A分かりやす！
恋愛経験０やろ？」
シャオくんは急に私に聞いた。確かに今まで男子と関わったことなんてないけど⋯
？「ちょっとシャオロンさん、Aさんが可哀想でしょう？」
sha「⋯ん、
エミさんがそんなこと言うの珍しいなー
前は止めやせんかったのにw」
em「⋯⋯。
あ、私エーミールと申します。これからよろしくお願いしますね。」
エーミール⋯エミさんは読んでいた本を閉じ、真っ直ぐと私を捉えた。
エミさんは大人っぽくて礼儀正しくてこんなゲームしなさそうな雰囲気なのに意外⋯なんて思ったり。
？「シャオローン、クッキー初挑戦やったんやけど味はどーやったん？」
sha「あ、めっっちゃ美味かったで！」
？「お、良かった⋯」
その時、部屋の奥から眼鏡をかけたクールな人が現れた。いかにもモテそう。
クッキー焼けるんだ⋯家庭的なんだな。
tn「あれ、姫？
俺はトントン、これから一緒に過ごす訳やしよろしくなぁ〜」
にこっ、と微笑んで彼はひとつクッキーをくれた。受け取らないのも悪いので私は受け取ってぱくりと一口食べる。
甘くて少し苦くて美味しかった。
確かにシャオくんは怖かったけどこれならなんとか楽しくやっていけそうじゃん。
そんな思いは数分にして崩れ去るのを私はまだ知らない。
───
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るむ - とても好みです…投稿頑張ってください (9月3日 16時) (
レス) @page15 id: a2b9625ff8 (このIDを非表示/違反報告)
かす(プロフ) - 初回閲覧失礼しました。とても好みな小説を見つけて気分上々です。有り難いです。更新楽しみにお待ちしております。お身体に気をつけて。 (7月17日 20時) (レス) id: b1482de086 (このIDを非表示/違反報告)
さか - 投稿頑張ってください！ (2023年3月18日 1時) (レス) @page15 id: 76759c51ff (このIDを非表示/違反報告)
晴月 - これからも投稿、頑張ってください(๑╹ω╹๑ ) (2022年9月6日 22時) (レス) @page14 id: e1afcccd94 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずは(プロフ) - コメント失礼します！Sypくんん、好きすぎる。お顔赤くなる夢主ちゃんも可愛すぎて、尊いです。最後のshaさんの所、気になります！もしかして、しっ((さくらんぼ双子さんの小説の書き方尊敬です！これからも応援させてもらいます！頑張ってください！ (2022年8月9日 18時) (レス) @page13 id: 40d0f42a45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルりん
| 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/R9uf2SJKvFrqI87
作成日時：2022年6月16日 18時
