可笑しい ページ7
Aside
3日目の朝。もうそろそろ心が折れそうです。
「A、おはよう。今日も俺がお前の朝飯用意しといたから。ほら、ここ座れ」
「......ワーアリガトウ」
だからなぜお前が用意する???
ちょっと待って真面目に意味が分からない。お前は私の何なの?召使いか?召使いなのか?召使いなんて募集した覚えも採用した覚えないんだけど?(白目)
「英太はさ、私の召使いか何かなの?ここまでしなくてもいいんじゃないかな....?」
控えめにそう聞くと、英太は「Aの召使い....何だそれ天職だな」と真顔で呟いた。
その天職に就くのは来世に期待してくださいマジでお願いだから。
「瀬見さん....Aさん困っているじゃないですか。それくらい自分でやらせてあげて下さいよ」
「....あ”?」
英太の隣に腰掛けた賢二郎は「いただきます」と朝ご飯を食べ始めた。エッなにお前勇者なの??
ていうか何さっきのドスの効いた声。私に向けられているワケじゃないって分かっていても背筋が凍った。怖すぎる。お前将来ヤクザにでもなれ。
「...Aは困ってなんかいないだろーが。テキトーなこと言ってんじゃねえぞ白布」
「テキトーなことなんて言ってません。俺は事実を言ったまでです。何で気づかないんですか?」
馬鹿ですよね、という白布に「は?」と青筋を立てる英太。アッこれ放っといたらやばいやつだ。ていうか私を間に挟んでの喧嘩はやめてほしい。
私はすぐさま「ストップ」と2人の言葉を遮る。
「二人とも喧嘩しないで。賢二郎、私なら大丈夫だから。ありがとね。ほら、英太も早く食べよう。朝練始まるの早いんだから」
英太は「....悪い」と一言そう言って、朝ご飯を食べ始めた。
賢二郎は、さっきの勇者具合はどこに行ったのと問いかけたくなるくらいテンパっていてやばかった。
「え、あ、あの、う、あ、はい.....、ッ」
いやあ、朝から面倒くせえな。(遠い目)
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アニオタ - 頑張ってくださいね (2020年1月7日 15時) (レス) id: d1c92a9cd6 (このIDを非表示/違反報告)
秋霖時雨(プロフ) - ひぃん…すきです。何か夢主ちゃんの後輩になったら誰でもヤンデレになりそう。ヤンデレ製造メーカー… (2019年7月25日 23時) (レス) id: 3e489054ca (このIDを非表示/違反報告)
レイナ(プロフ) - 頑張ってください! (2019年6月17日 12時) (レス) id: 0aafecf7b5 (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラ好きの人間。(プロフ) - 操菜 荘椏さん» コメありがとうございます!なかなか更新出来ずに申し訳ありません! (2019年1月7日 17時) (レス) id: 841557aa5a (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラ好きの人間。(プロフ) - ぬすさん» 返信遅れてすみません!応援ありがとうございます! (2019年1月7日 17時) (レス) id: 841557aa5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゴリラ好きの人間。 | 作成日時:2017年6月25日 20時