【ハイキュー】ど う し て こ う な っ た 。2【白鳥沢】

可笑しい ページ4

Aside


「あ、ありがとう英太。じゃあ、いただきます....」


めっっちゃ見てくるんですけど。食べたくても食べれないんだけど。何故食べさせてくれないんでしょうか。いじめ？「どうした？食べないのか？」お前のせいだよ！！！ジロジロ見てこないでよ馬鹿！！


無自覚か！！一番タチ悪いよ！！


「そんなに見られたら食べづらいんだよね....あんまジロジロ見ないでもらえますでしょうか」

「敬語ブレブレだぞ」


「気にしないでいっぱい食べろー」と頭を撫でてくる英太を見て、アッこりゃダメだなと悟った私は、半ば菩薩顔で用意された昼食を全部食べきった。









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「Aチャーン、今にも死にそうな顔しているけどだいじょーぶ？」


出たな、妖怪サトーリ。

いや心配してくれるのはありがたいよ？ありがたいんだけどさ、覚の場合は別。

お前の心配はありがた迷惑のモノが多い！


「ああ、大丈夫だよ。心配ありがとう覚、じゃあさようなら」

「退散がいつもより早いぞ〜、Aちゃーん」


逃げようにも腕を掴まれては逃げられない。
正直言って、覚と話すのはすんごく疲れる。
長い上にサラッと怖いこと言ってくるし、この前は骨折られかけたし、とにかく油断も隙もない。


「覚離して。今から風呂に行くの。汗でベトベトしてるから、早く風呂に入ってスッキリしたいの」

「まだ全然時間あるじゃーん。俺と一緒にお喋りしようよ」

「うるさい覚。バルス！！！」

「ギャッ！！？？」


私は覚の脛を思いっきり蹴った。痛みに悶絶している覚には目もくれず、お風呂まで猛ダッシュした。

イライラが頂点にきていた私には、罪悪感なんてモノは全然なかった。

むしろ「よっしゃ仕返ししてやったぜやりい」みたいなノリだった。はあースッキリした。

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