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「……なるほどネー。こりゃあ賢二郎もAチャンも、どっちも大変だわ。でも、Aチャンは自覚したらガツンと行くタイプだと思ってたんだけどなぁ〜。」

「………」

「……?A、天童は何の話をしている?」




お願いだから私に聞かないでくれーーーー!!!!!

これはもう、バレてると思った方がいいらしい。が、めっちゃ恥ずかしい。



「いやー?何でもないヨ若利くん。そんじゃ、Aチャンは午後も頑張ってね〜。」


「うっ…。はい、失礼します。」





2人が去っていった頃、青団のダンスもちょうど終わった。アレ、またまともに見てないな。


踊り終えた青団は、みんなやや興奮した様子で応援席まで戻ってくる。そこには美女に話しかけられ、笑顔で応える白布も含まれていた。



それを見て、何とも言えない気持ちが湧き上がってくる。



「………んんーー…」


「え、なに唸ってんの。怖い。」


「うわ、戸田。」



気付けば隣に戸田がいた。




「先輩との話し終わった?」


「ん?うん。あれ、ごめん何か待たせた?」


「いや、大丈夫。だけど、ちょっと話したいことあるから、場所変えね?」


「いーよ。……って、今?」


「今。昼休みとか目立つじゃん?」




まあ確かに。でも、そんな目立ちたくないような重要なお話?

とりあえず了承し、ゆっくり歩く戸田の後ろをついていく。





着いた場所は、体育館前の水道場。私がいつもドリンクを作る場所。

体育祭中は体育館には誰も用はないし、水道場も運動場前のを使う。
つまり、ここは人気が全くない。



「急にごめん。ダンス見たかった?」


「いや?全然大丈夫。」


ホントはちょっと見たかったけど。



「あのさ、俺、花巻のこと好きなんだけど。」












「…………うん。…………ん?」



あれ、今、なんて言った?
突然過ぎて頭が追い付いてない。
…スキ?…スキって、好き?




「結構前から気になっててさ。……運良くペア組めてから、ちょっとガチで好きになってしまった、というか………。だから、付き合って欲しい。」




若干赤くなり俯く戸田を見て、ああ、この人は本当に私の事が好きなのだと思った。



戸田は、良い奴だ。バスケ部のエースだし、イケメンだし、誰にでも優しいし、勉強も出来るし。









でも







「……ごめん。……他に、好きな人がいる。」

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ヲタク - 白布ツンデレ感あって可愛いまじで白鳥沢のなかで個人的に最推し。読んでてすっごい幸せでしタァ(*///´_`///) (2022年10月18日 22時) (レス) @page22 id: 8aaf6ce381 (このIDを非表示/違反報告)
つーぼ - 白布賢二郎、ツンデレ代表だから彼氏にしたいナンバーワンでもあるけども、ぉぉおおおおおおしぃぃいいがァァァ (2020年8月11日 23時) (レス) id: f4d4b73c32 (このIDを非表示/違反報告)
神奈川県って存在薄くね?神奈川県民より - 麗羽さん» それな (2020年3月14日 2時) (レス) id: 2ec1bda221 (このIDを非表示/違反報告)
華火(プロフ) - 卯月さん» 嬉しい限りです!!本当にありがとうございます!頑張ります!! (2019年5月5日 19時) (レス) id: f57a061106 (このIDを非表示/違反報告)
卯月 - 素敵な作品をありがとうございます!最近はあまり見れてなくて、久しぶりに見たら完結していて、最後まで一気読みしちゃいました!本当に夢主ちゃんと白布さんが可愛いくて、川西君に瞳ちゃんに兎に角皆大好きでもっとHQ が好きになりました!これからも頑張って下さい! (2019年4月21日 23時) (レス) id: ac010926fb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華火 | 作成日時:2018年10月27日 0時

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