No.25 会長サマの提案 ページ25
「私をバレー部のマネージャーにしてください」
国見「結局は自分がなりたいだけじゃないですか」
有栖川「あら、国見君。まだ言い終わって無いわ。私がマネージャーになればAちゃんをそのお手伝いさんとして合宿に連れていけるんじゃない？」
松川「たしかに…」
有栖川「私と手を組むの。いい案でしょ？」
ニヤリと口角をあげて嗤う彼女に鳥肌が立った。
いつもは、薄っぺらい笑みを浮かべている彼女がこんなにも悪党のように笑っている。
まるで、悪魔だ。
及川「…分かった。その提案のむよ」
俺が言えば、彼女は喜び、他の皆は驚きを隠せないでいた。
岩泉「おい及川っ！コイツを入れんのかよ！」
有栖川「及川君なら分かってくれるって信じてたわ」
及川「うん。…だけど、マネージャーは期間限定。合宿の時だけだよ」
有栖川「勿論。じゃあ皆さん、宜しくお願いしますね」
有栖川ちゃんには、放課後の部活に来てもらうことになり、教室に戻った。
その後、もちろん俺は皆にボコボコにされた。
及川「──ってわけ！お願いします！！」
有栖川「お願いします」
溝口「いや、そう言われてもな」
部活が始まったと同時に有栖川ちゃんを連れコーチの元へ。
それでもいい返事がもらえない。
すると、今まで黙っていた監督が口を開いた。
入畑「及川。従姉妹は一人になるのか？」
及川「はい」
入畑「……しっかり合宿の時に働いてもらうよ」
及川「っ！？て、ことは…！！」
入畑「連れてきなさい」
か、か、監督ぅぅぅぅ〜〜！！
俺は許可が下りた事が嬉しく、岩ちゃんに抱きついた。
溝口「そう簡単に許可してよかったんですか？」
入畑「ん？あぁ、じゃないと及川は凹んで本来の力を発揮できないだろう？」
溝口「は、はぁ……？」
有栖川「Aちゃんの事を孫に思えたんじゃないんですか？」
入畑「さぁね」
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はる - 初コメ失礼します!!この小説大大大大大好きです!!これからも頑張ってください!!応援しています!! (9月29日 8時) (
レス) @page48 id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
パッチ - いやかわよ(´‘▽‘｀) (2022年8月13日 23時) (レス) @page1 id: f3deab0936 (このIDを非表示/違反報告)
のん！ - 更新停止なんですか！めっちゃ面白いです！続き楽しみにまってます！！頑張ってください！！！ (2020年11月29日 11時) (レス) id: c484b15809 (このIDを非表示/違反報告)
MiSo(プロフ) - 面白いし、楽しいので大好きです！！更新停止中ですが、再開したら無理しないで頑張ってください！！再開されるのを楽しみに待っています！！ (2020年3月8日 1時) (レス) id: 78c105b37d (このIDを非表示/違反報告)
こーこ(プロフ) - なんかもう有栖川ちゃんいい子に見える…。久しぶりにもう一回全部読み直しました！やっぱり最高です！ (2019年11月29日 13時) (レス) id: b13e5395fd (このIDを非表示/違反報告)
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