【ハイキュー】生意気なクソガキを預かった【青葉城西】

No.2 及川さん預かりました ページ2

「って事で、今日から我が家で預かる事になりました〜」

及川「ちょっと待って！？」



数分前に遡る。

俺が部活から帰って来た瞬間、母さんがリビングに来てほしいと言ってきたので荷物を置いて、向かった。

中に入れば、見たことない赤い髪の女の子が居て、母さんと一緒にソファに座っていた。

どうしたのか聞いてみれば、最初に至る。



「なぁに？何か問題ある？」

及川「オオアリだよ！！？なんで俺に相談しないの？！てか、誰！！？」


母さんは、うふふとただ笑っているだけ。

なんでそんな冷静なの。及川さんが可笑しいの？？



「あ、そうね。忘れてたわ。自己紹介できる？」

『……』


女の子は真顔で、何も喋らない。

母さんも困惑している。



「徹が怖いのかしら…」


母さんが目線を合わせて、大丈夫？と心配する。

すると、突然女の子が顔を上げた。

透き通る藍色の瞳、綺麗だなぁと思った。けれど、次の一言で印象がガラリと変化する。




『…誰。このオジサン』


及川「はぁ！？！」



今、俺の事オジサンって言ったよね！？

どこをどう見たらオジサンに見えんの！？？



及川「何このクソガキ！！」

「ちょっと徹。可愛いAちゃんをクソガキなんて言わないの」

及川「いやいやいや！俺、オジサンじゃ無いから！お兄さんだから！！ってか、A…？」

「そう。この子の名前。緋澄Aちゃんって言うの。仲良くしてね〜」



ニィっと笑いながら、ピースをする母さん。

その隣で、母さんの真似をするガキ。



及川「…岩ちゃん、助けて」



どうしよう…これならトビオのお守の方がマシかも。

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