31 ページ31
＊＊
Aレイちゃん
ひーくんのことでレイにメッセージを送ると「なに？」と絵文字も何もない冷たい返事が返ってきた。
そんな風に返すなんてひどいよ〜…
私がレイにちゃん付けするのなんてお願いするときくらいなのに。
…いや、それをわかってか？
めんどくさいとかそういう感じで断るけど一応聞いてやるか、的な？
Aお願いがありましゅ
レイ普通に送って
ふざけて、ありましゅ なんて赤ちゃん言葉で送ったらガチのトーンで返ってきてちょっと凹む。
そこは乗っておくれよ、悲しくなっちゃう。
ぴえんのスタンプを送ろうとしたらピコンと鳴る通知。
もう今からレイに本気のお願いしようとしてるんだから邪魔しないでよ〜、なんて思いながら一旦レイとのトークを終了してトーク欄を見る。
ふかざわたつやふっかだよん。わら
ふかざわたつやこれ照のだから追加したげて
ふかざわたつや照の連絡先
いきなりの推しからのメッセージに思わず「うそでしょ！？」と大きな声が出てしまった。
いや、え、やばくない？
推しが自分のトーク欄にいるなんて信じられない。
てかなんで私の連絡先知ってるの？と思ったのも一瞬
レイ深澤さんから来た?メッセージ
レイからのメッセージで
あ、レイが教えた、のか？と突然のことに少し戸惑いながらもなんとか理解した。
……やっぱレイ天才。
私がお願いがあるって言った時点でひーくんのことだって気づくなんて、ほんと私の親友さすがだわ。
Aレイちゃんありがと!きゅるん!
レイ用済んだらならもういい?テレビ見てるから
めちゃくちゃ感謝してきゅるん！まで付けたのに何この冷たい返し！
レイひどいよ〜〜
Aちゃん泣いちゃう。ぴえん。
と返したらそこからレイからの返事はなかった。
＊＊
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3383人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：陽梨
| 作成日時：2020年8月9日 23時
