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ライブが終わって、シャワールームに行くと
いつも通りふっかが先にシャワーを浴びている。
．
深澤「何渡したの？」
岩本「…は？」
深澤「渡してたじゃん。ライブのとき」
．
誰にもバレないように渡したつもりだったけど、
どうやらふっかには見えていたらしい。
さすがだな、
さすがすぎるわ、俺の親友。
．
岩本「このあと話せないかなって思って、」
深澤「手紙渡したんだ？笑」
岩本「…悪いかよ」
深澤「いや？もうベタ惚れじゃん。笑」
．
照まじ乙女だわ。笑 とクスクスと笑ってくる。
何がわりぃんだよ。
別にいいだろ。
俺だって普通に男だし、恋くらいする。
……は、俺今なんて、
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してんだ、俺。
．
深澤「いいんじゃん？」
岩本「……」
深澤「頑張れよ、俺に負けないように。笑」
岩本「は？なんでふっかに負けんだよ」
．
そんなんさぁ、わかるだろ？的な雰囲気を醸し出してくるふっか。
いや、全然わかんねぇ
なんで俺がふっかに負けるんだよ
．
深澤「あの子、俺のこと推してるべ」
．
ペンライト、紫だったろ？
そういうことだべ。笑
ってドヤ顔で言ってくるふっか。
そういえばそうだった…なんて思っていたところに
「岩本くん女の子来た！」ってラウールが呼びに来てくれた。
＊＊
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作者名：陽梨
| 作成日時：2020年8月9日 23時
