超絶信頼関係２ ページ32
岩泉Side
及川と、いつもの定食屋に来た。
及川 「てかAちゃんさ！
ウシワカが俺の事悪くいった時、
すごい真剣に怒ってくれたんだよ！！？」
岩泉 「・・・さっき聞いた。」
及川 「何回でも聞いて！
もう普通の子なら絶対
俺のこと好きだって流れだから！」
岩泉 「はいはい」
及川 「それなのに・・
トビオと話すときあんな顔してさぁ・・・！
とんだ小悪魔ちゃんだよ！」
岩泉 「じゃー嫌いになれ」
及川 「できたらとっくにやってるよ！
今日だって律儀にお礼なんか言いに来ちゃってさ！
なんなの！？襲ってほしいの！？」
岩泉 「そこは思いとどまってくれてよかったぜ」
及川 「・・・くそ、よりによって
何で飛雄なんだよ・・・」
岩泉 「高瀬渡す代わりに、
バレーで勝てばいいだろうが」
及川 「勝つけど！」
岩泉 「・・・。オラ、さっさと食えよ」
及川 「・・・あーあ、
本気で人好きになるもんじゃない」
岩泉 「・・・高瀬は、影山の事を好きでも、
お前のことだって嫌いな訳じゃねーし、
大事に思ってくれてんだろ。
ウシワカに怒ったことも含めて。
今日来たのだって、
なかなか普通できる事じゃねーよ。」
及川 「わかってるし」
岩泉 「お前、女の趣味はいいと思うぞ。
いつかまた別の大事な奴、
できるんじゃね？」
及川 「ちょっと、
なんでAちゃん諦める感じになってんさ。
まだ飛雄と別れるかも知んないじゃん」
岩泉 「お前、高瀬の幸せを祈ってやるんじゃ
なかったのかよ」
及川 「やっぱりやだ！
Aちゃんは俺が幸せにしたい！」
岩泉 「・・・はぁ。もう勝手にしろよ」
ま、話すだけ話したら
及川の気も少しは晴れんだろ
まったく、
いつまでも手のかかるヤツだな。
及川 「ねー！岩ちゃん！聞いてる！？」
岩泉 「はいはい。聞いてる聞いてる」
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作者名：Rin
| 作成日時：2019年11月19日 20時
