検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:11,201 hit

10話 ページ11

マホト「あれ、これってAちゃんじゃない?」





マホトさんがスマホの画面を俺に向けてきた。





エイジ「なんだよ、これっ・・・」





画面には、そらとAが2人で仲良く歩いている画像が映されていた。





マホト「Twitterでアバリスが騒いでるぞ。そらの彼女なんじゃないかって。そらって具合悪くて帰ったんだよな?」





リクヲ「あ、でもさっき本人から『寝たら元気になった』ってLINEきましたよ。」





ツリメ「元気になったからAと遊んでんのか。」





急に心臓が嫌な音を立てて鼓動を早めた。





そらとAが2人きりで遊んでる。





俺の、彼女が。





なんでそらなんかと2人で?





そらは大人しくそのまま寝てればよかったのに。





会うなら彼氏である俺に一言くらいLINEしろよ。




Aも、なんでこんなにそらと楽しそうに歩いてんだよ。






どんどんイライラが溢れだしてくる。





マホト「えいちゃん、大丈夫?」





エイジ「ちょっと、ごめんなさい」





ベランダに出て、俺はスマホを取り出してTwitterを開いた。





『そらと歩いてたあの女の子は、俺の彼女です。』





そう投稿して、Aは俺の彼女だということを主張した。





ちょっとして後悔したけど、Aの存在がアバリスに知られちゃったから、話さなきゃいけないことだったし、それでいい。





でもちゃんと、そらやAに話さないと。





今からAのとこに行きたいけど、流石に俺まで帰るのも悪い気がする。





エイジ「くそっ」





その場にしゃがみこんで頭をぐしゃぐしゃと掻いた。





♪。.:*・゜





そのとき、LINEの通知音がが鳴った。





画面を見てみると『マホトさん』と表示されていた。





LINEを開くと『大丈夫か?落ち着いた?今日はもう帰っていいよ。動画は俺達でなんとかしておく。』というメッセージが送られてきていた。





俺はリビングに戻ってマホトさんにお礼をいい、外に飛び出した。

11話→←9話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
161人がお気に入り
設定タグ:アバンティーズ , エイジ , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぽぽ x他1人 | 作成日時:2018年3月19日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。