自分の死に場所。【ゴールデンカムイ】

尾形「電車は、平気か？」

『二度、乗ったことありますけど…、
少し、苦手で。』

尾形「…奇遇だな」

『尾形さんも苦手なんですね。
…苦手でも、尾形さんと一緒に乗るのなら、我慢しようかと…』

尾形「…俺も、惡空と乗るなら我慢しようとな」

『お互い、我慢してたんですね。』

トンネルを抜けると、外は山に囲まれていた。
山頂部分には雪が残っていて、白く帽子をかぶっているような、そんな景色が広がっていた。

『…綺麗』

尾形「外、寒いだろうな」

『それがいいんです。
それが、すごく自然っぽいじゃないですか』

窓に手をつき、尾形の方を見て笑った。
指先が冷たくなり、窓から手を離すと、窓についた手形を見て惡空は持っていたマフラーで拭き取った。

尾形はその光景を見ると、控えめに笑った。

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今のところアニメだけの知識です。
現パロです。
漫画買いました。全巻。執筆状態：更新停止中