ヤンデレな彼らに追われて…【短編集】

お隣さんの監視 〜山田一郎〜 ページ1

｢ふぁあ〜眠い｣


そう言いながら私は体を起こし、歯を磨き、顔を洗って、髪を整え、私服に着替える


脱いだパジャマを畳んでると


ピンポーン


インターホンが聞こえ玄関に向かいドアを開ける



｢おはよ、A｣



そこに居たのは山田一郎。
小さい頃からの幼馴染でとても親しい




｢急に来てごめんな？ってすげー眠そうな顔してんじゃん。まぁ、ファイナルクエスト(ゲームです)を朝方までやってたら誰だって眠くなるよな？｣



一郎はペラペラと色んなこと話す。
夜中にコンビニ行くのはダメとか、たまにはちゃんと自炊しろとか、私の私生活ばかりだ




｢ねぇ、一郎‥どうしてそんなに私のこと知ってるの？｣


おそるおそる一郎に聞いてみた。


｢ん？そんなの決まってんじゃん！｣


そう言うと一郎はニヤリと笑い私の腕を上げ掴みそのまま自分の胸へと引き寄せた。


｢Aを愛してるからだ…｣

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