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十六話 ページ19

そんなこんなで上手く誤魔化した私たちは、兄さんの昼休憩を利用して観覧車に乗っていた。



貴重な休憩時間を奪ってしまって申し訳ないけど、お兄ちゃんについて話せる程よい密室に移動したかった。



お昼の時間を奪ってしまったことについて謝ったら、そんなこと気にしないでって笑って許してくれた。



ク「さて、A、話って何?」



兄さんのその一言を皮切りに話を始めた。



「実はお兄ちゃんのことで…」



ク「!そういえば、さっきノボリについて知ってるって…」



「うん、信じられないような話で、まだ証拠もないんだけど…」



私は少しずつ、少しずつ、私にとってこれが最初の転生ではないこと、前世の話、シンオウ地方の伝説について、お兄ちゃんの所在、そしてそれに気付いた、思い出した原因を話した。



ク「そっか…うん、やっぱりノボリ、生きてる。今は、それだけでも十分。なんで過去に行っちゃったのとか、どうやって連れ戻すとか、問題は山積みだけど、居場所がわかるだけでやりようはたくさん」



「そうだね…私も探ってみるつもりだけど、あと二週間後には学校の方で外せない行事があるから…」



そう、二週間後にはパルデアのアカデミーで一斉に行われる学校行事、『宝探し』が始まるのだ。



それが一体どう言うものなのか、入学したばかりの私にはわからないけど…その中でもきっと何かを得られると信じている。



ク「うん、大丈夫。あのね、Aは学校楽しんで!学生でいられる時間、実はそんなないから!」



確かにそうかもしれない。



きっとお兄ちゃんもそう言うんだろうな。たとえ記憶のない今のお兄ちゃんでも。



「うん、ありがとう…とはいえ!想定より早く兄さんに会えたし、明日にはここを出てシンオウ寄って帰るよ。…歴史書漁ってくる」



シンオウとヒスイの関係はスクールでもやることだから…きっと何か手がかりがあるはずだから。



ク「じゃあA、連絡先交換しておこう?いつでも集まれるように」



「うん!ロトムー!」



ロトムを呼んでクダリ兄さんの連絡先を登録する。



ついでだから着信音も変更して…



ク「よし!ちょっと確認…」



兄さんがそう言って少しすると、ロトムが反応する。



「ロトロトロト!メールが来たよ!」



……メール?



兄さんから確認に送られたメールを開くと、大量のバチュルに埋もれた兄さん(推定五年前)の写真。



「確認って電話じゃないんだ…(ボソッ」

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へびぃぼぉる(プロフ) - 美奈さん» そうですねぇ…復刻が来た暁にはちゃんと2人揃えなければ…どこぞにノボリさんを記憶消して落とした邪神になってしまう… (11月13日 14時) (レス) id: b0237e5b03 (このIDを非表示/違反報告)
美奈(プロフ) - へびぃぼぉるさん» 私ももう10連厳しくて…まだ実装されたばかりですし、いつか一度は復刻があるかなって言うのが唯一救いかなって思ってるんですよね…このまま来てくださらなければお二人が揃うのは復刻までお預けかなぁと… (11月13日 6時) (レス) id: 654a1bab90 (このIDを非表示/違反報告)
へびぃぼぉる(プロフ) - 美奈さん» クダリさんに6000持ってかれちゃったので10連で当てられればワンチャン揃ったかもしれないんですけどねぇ…これから10連は現状厳しいです… (11月13日 0時) (レス) id: b0237e5b03 (このIDを非表示/違反報告)
美奈(プロフ) - へびぃぼぉるさん» コメント嬉しいです!ありがとうございます!やっぱり足りないですよね⁉︎でも、双子に一緒にいて欲しい気持ちも捨てられなくて…もう石貯まんないしやばいです汗 (11月12日 20時) (レス) id: 654a1bab90 (このIDを非表示/違反報告)
へびぃぼぉる(プロフ) - 初コメ失礼します。私もマジコスサブマス引きました、私はノボリさんが足りません。逆にこれ揃えられるんですかね (11月12日 20時) (レス) @page46 id: b0237e5b03 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黎奈@深 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年3月7日 23時

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