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こんな日が来るなんて、誰が思っただろう。
少なくとも私はずっと好かれてるって思ってた。
これまでも、この先だって。
まさか誕生日にさよならを言われるなんて思わなかった。
好きな子が出来た、そう言われた。
予兆なんてなかった。
でも、もうどうしようもない。
先だけを見ている彼は、知らない顔の知らないひとみたいだった。
震える声で今までありがとうって告げて、その場を後にした。多分。
私と彼の2年間。
人生で一番長いお付き合いだったのに、不思議と涙は出ない。
私も案外情の
でも、
これまでの楽しかった思い出と、育んできたつもりの恋。
例えば出会い。ちいさな癖。雨の日の体温。
それらを思うとぐっと胸が抑えられる感覚がして、くるしい。
混乱する頭と、かなしいこころと、それらでどうにかなりそうなふらふらのからだ。
私はかなしくて。
いつまでもかなしくて、苦しくて。
それでも涙すら出てこない。
感情の持って行き場がないんだ。
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冷麦(プロフ) - bさん» コメントくださってありがとうございます！大好きと言ってくださって嬉しいです。しかもきらきらの形容詞をたくさん使って優しい言葉をくださって…恐縮しきり、です…！本当にありがとうございます！ (2019年8月31日 22時) (
レス) id: 5b6161b271 (このIDを非表示/違反報告)
b(プロフ) - この雰囲気好きだな、と思って読み始めたら、まさかの大好きな冷麦さんの小説と知ってびっくりです。どのお話も美しくて爽やかで清潔な感じの、冷麦さんの書く文章が好きです！楽しみにしています！ (2019年8月31日 12時) (レス) id: 3cd053490c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冷麦
| 作成日時：2019年8月31日 9時
