隠や任務が一緒になったことのある隊士。
そして、長年付き合ってきた、柱の仲間。
『ねえ、泣かないで。私はここに居るよ。ねえ、………お願い、泣かないで』
愛しき仲間にどれだけ手を伸ばそうとも、触れることは二度と出来ないとわかると、私の目からは勝手に涙が溢れ出る。
『ごめん、ごめんっ!弱くってごめん…。みんなと笑いたいよ…』
どんなに叫んでも、どんなに喚いても、私の声が彼らに届くことはなかった。
その事実が私が死んだことを痛感させられた。
誰にも届くことのない声で愛しい貴方の名を呼ぶ。
『煉獄、杏寿郎。私は、貴方に…触れたい…っ』
私の声は虚しく響いた。執筆状態:完結
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小夜(プロフ) - 炎さん» ありがとうございます!コメントを頂けることが1番嬉しくてすごく喜んでいます!日替わりも読んでいただいてありがとうございました! (2020年5月20日 14時) (レス) id: cfce00b33c (このIDを非表示/違反報告)
炎(プロフ) - 感動しました!日替わりから気軽に来たのですがすごく面白かったです! (2020年5月20日 14時) (レス) id: 728584981c (このIDを非表示/違反報告)
小夜(プロフ) - ねこちさん» ありがとうございます。そう言って頂けると一生懸命書いた甲斐があって嬉しいです! (2020年5月3日 14時) (レス) id: cfce00b33c (このIDを非表示/違反報告)
ねこち(プロフ) - 大号泣です(TT)!!お互い両想いだったのに告げられず最期を迎えてしまって...涙なくしては見れませんでした(TT) (2020年5月3日 14時) (レス) id: 68de1141ed (このIDを非表示/違反報告)
小夜(プロフ) - ありがとうございます!一日に一人分の話を更新する予定ですので、是非最後までお楽しみ下さい (2020年4月29日 8時) (レス) id: cfce00b33c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小夜 | 作成日時:2020年4月24日 17時