3-3 世は大海賊 ページ4
『ありがとうございます…!
りょうくんに選んでもらって…』
てつや
「りょうくん？」
思わず君付けで聞き返すてつや。虫眼鏡からはイタリアーーー！と発せられる。りょう本人は、Aに近付きニコニコしている。
りょう
「うん、やっぱり似合ってる。」
てつや
「聞いてない、聞いてない！！りょうチョイスなんて！」
としみつ
「言われてみればカラーが全体的に青みががってんな。」
しばゆー
「主張激しめっ！」
皆にやいやい言われても全く気にした素振りはせず
腕に掛けていたラッシュガードをAに羽織らせる。
『ありがとうございます、こんな用意まで…。』
りょう
「動画撮るから、念の為。」
てつや
「出ても俺編集するからね?!」
りょう
「お前の目に映ることが嫌なの！」
Aがライフジャケットも着用し、カヤックのシートに座ると羽織りの裾が引っ張られ自然と絶対領域が生まれていた。
横に並ぶてつやは見逃さず思わず見入ってしまう。すると、それに気付いたりょうに後ろから頭をべしっと叩かれた。
カヤックの操縦に慣れてきた所でカヤックレースを行いかなり体力が消耗した。腕や背中がもう痛い。
皆が空き時間にわちゃわちゃ遊んでいる頃、としみつとAはインストラクターから琵琶湖の都市伝説を聞いていた。
としみつ
「都市伝説ですか？それって実在する…」
インストラクター
「うん、死体無き殺人…」
物騒な言葉が出るとAと、としみつの後ろでしばゆーがてつやに近付いていた。
しばゆー
「いい船持ってんじゃねーか。」
てつや
「うわあ、何だ！！海賊だ〜！海賊がいたぞー！」
船をひっくり返され湖に投げ出されるてつや。都市伝説よりも海賊に注目が集まる。
そして、いつの間にか琵琶湖は海賊集団に占領される。
【世は大海賊時代】
てつや
「姫を捕まえろーーー！！」
ゆめまる
「ゴーゴーー！」
その合図とともに皆が私の元にカヤックを漕いでいる。横にいたとしくんはケラケラと笑っている。
『え、えぇ!? としくんヘルプです!』
「普段だったら無条件で助けてやるが今！この世界で何が強いか知ってるか？」
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名無し(プロフ) - りのんさん» そうですね、歌と相まって…笑 (2021年8月22日 20時) (
レス) id: aa5007548a (このIDを非表示/違反報告)
りのん(プロフ) - この朝食のシーン切なすぎますよね...笑 (2021年8月22日 20時) (レス) id: 551dfef4a8 (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - みおさん» コメントありがとうございます!! そう言って頂けて嬉しいです(*´`) 完結まで間近なので是非二人の様子を見届けて下さい笑 (2021年8月22日 7時) (レス) id: aa5007548a (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - しばゆーと一緒に頑張ってほしい！しばゆーの可愛さがところどころ見えるのが嬉しいです！楽しみにしてます！ (2021年8月22日 0時) (レス) id: e030db3d3a (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - りのんさん» かわいいーー！それ最高ですね´`* (2021年8月16日 22時) (レス) id: aa5007548a (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2021年8月2日 22時
