3-18 限界思考停止 ページ19
しばゆーが40分仮眠券を使い8時となり朝食の時間を迎える。
美味しそうなご飯に手を合わせる。
「「いただきます。」」
こんなにも美味しそうなのにそれを上回る疲労で
身体が悲鳴を上げており全く箸が進まない。
ゆめ
「咀嚼おばあちゃんみたいだよ、大丈夫?」
とし
「ほら、Aの好きな茶碗蒸しやるから。」
『ありがと。』
としみつが見かねてAの好きなものをあげる。ほかの2人も柔らかそうなものを彼女にあげる。
としみつ
「美味しい?」
……おいしい。と噛み締めるように返される。隣におばあちゃんいるんかな、と錯覚するとしみつ。
ゆめまる
「節子さんいる?」
しばゆー
「優しい言葉っ。」
美味しいおしいご飯をゆっくり時間を掛けて味わった後は外イベントだ。
しばゆー
「ニジマス掴みに」
としみつ
「行くぞーー!」
『おーー!!』
40分掛けて目的地に着く予定なのだが、この時間がとっても辛い。車内では睡魔との戦いが繰り広げられていた。
目的地に到着直前、目を閉じているゆめまるとA。
車が止まり、ゆめまるは鍵を抜く音で目が覚めるがAは起きない。
他3人のメンバーは声を殺しながらリアクションであわあわしている。
カウントダウンが入る。
5…4…3……
その時、車の窓に蝉がビタっと張り付きジジジジジ!!と鳴った。
その音にAがビクつき目を覚まして第一声は蝉人間!??だった。
あまりにも意味が分からなすぎる言葉で車内のメンバーが笑ってしまう。
しばゆー
「なんそれ?」
としみつ
「昨日見てた動画じゃん。」
『頭が蝉で体が人間の…キラーマンです。』
ゆめしば
「「こっっっわ。」」
143人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
名無し(プロフ) - りのんさん» そうですね、歌と相まって…笑 (2021年8月22日 20時) (レス) id: aa5007548a (このIDを非表示/違反報告)
りのん(プロフ) - この朝食のシーン切なすぎますよね...笑 (2021年8月22日 20時) (レス) id: 551dfef4a8 (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - みおさん» コメントありがとうございます!! そう言って頂けて嬉しいです(*´`) 完結まで間近なので是非二人の様子を見届けて下さい笑 (2021年8月22日 7時) (レス) id: aa5007548a (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - しばゆーと一緒に頑張ってほしい!しばゆーの可愛さがところどころ見えるのが嬉しいです!楽しみにしてます! (2021年8月22日 0時) (レス) id: e030db3d3a (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - りのんさん» かわいいーー!それ最高ですね´`* (2021年8月16日 22時) (レス) id: aa5007548a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時:2021年8月2日 22時