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流 「 え〜… 」
望 「 はよはよ! 」
流 「 望知っとるやん (笑) 」
望 「 ええから! 」
流 「 見た目も性格も、」
望 「 うんうん! 」
流 「 ふふ (笑) やわらかい雰囲気の人かな 」
重 「 ぎゃあああ!! 」
流 「 なんやねん (笑) 」
重 「 ほかには!? 」
流 「 …一緒にいて安心できるひと? 」
重 「 はっはっは、ふ〜ん、」
だめやん、もう。
なんで大毅はそんなにテンション高いねん。
応援してくれるんちゃうの?
「 の、飲みもん買うてくる… 」
望 「 え、また忘れたん? 」
ほんまは水筒もっとるけど、耐えられへんし。
重 「 おれも行ってくるわ! 」
大毅がそう言うのが聞こえて急いで逃げたのに、
重 「 Aー 」
大毅にはすぐ居場所がバレてしまった。
「 …大毅、なんできたん 」
重 「 心配やから 」
「 …藤井くんあきらめる 」
重 「 は!なんで! 」
「 むりやもん 」
重 「 むりちゃう 」
「 タイプのかけ離れすぎてる 」
重 「 どこが 」
「 全部 」
重 「 A可愛ええで、おれが言うんあれやけど。」
「 性格もやわらかくなんてないし 」
重 「 流星がAといると安心するって望に言ってたって 」
「 …期待したくないねん 」
重 「 だからってあきらめちゃあかん!自信もてって! 」
「 んー… 」
重 「 大丈夫やって!小瀧も応援してくれとるから! 」
大毅は私の肩をつかんでしっかり目を見て言ってきた。
まだ少しの希望があるなら、がんばろうかなって、
期待しちゃうのはいやなんやけどね。
「 …じゃあ、もう少しがんばる 」
重 「 おう!おれはずっと応援しとるよ 」
大毅とふたりでテーブルに戻った。
イスに座ると、不思議そうに見てくる藤井くん。
望 「 A、飲みもんは? 」
「 あ…え、 」
重 「 飲みもん持っててん、こいつ 」
望 「 流星より天然なんちゃう (笑) 」
「「 天然ちゃうし 」」
「「 あ 」」
重 「 ふははは (笑) なんやねん (笑) 」
望 「 息ぴったりすぎるやろ! 」
流 「 へへへ 」
藤井くんと目が合った。
はずかしくて逸らしてしまった。
あー…こういうとこも可愛くないねんな、私。
おそるおそる、藤井くんを見てみると
流 「 …ん?ふふ、」
また不思議そうに私を見て、笑った。
今度は、思わず見入ってしまった。
かっこよすぎて、
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ぴょん(プロフ) - え、もう、キュンキュン半端ないです。いきなり失礼しました笑 はじめまして!…読者です笑 読んでたらほんまに死んでまうんちゃうかなってぐらいですね笑(語彙力なくてすいません汗) これからも作者様のペースで更新頑張って下さい!応援してます♪ 長文失礼しました。 (2018年4月22日 9時) (レス) id: 8bd8888ba5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りらの x他2人 | 作成日時:2018年3月11日 17時