双子の妹。

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〈 大毅side 〉







Aが凄いため息をつきながら帰ってきた。







『 はああ… 』

「 おかえり！ 」

『 … 』

「 A！ただいまって言うてや！ 」

『 ただいま〜… 』

「 今日どうやったん 」

『 ………たのしすぎた 』







また流星と気まずくなったんかと思ったやん！
なんやねん、楽しすぎたとか…
お兄ちゃん泣ける…！！((







『 なに驚いてん 』

「 Aが…楽しい言うた… 」

『 楽しいくらい私やって言うし 』

「 で！流星となにしたん！ 」

『 カフェ行って、そのあと洋服買ってもらった 』

「 よ、洋服買うてもろたん！流星ちょっと男前すぎひん… 」







初デート(仮)で洋服買ってあげるって、
ぜったい脈ありやん！
やっぱ顔がイケメンやと中身もイケメンなんやな…








「 ほんなら、なんでそんな元気ないん？ 」

『 … 』

「 え、急に黙らんといてよ 」

『 藤井くん、…好きな子できたんやって 』

「 え 」







……いやぜったいAやん！
なんでテンション下がってるねん







「 自信持てって！ 」

『 …むり、周りに可愛い子が多すぎるもん 』

「 おれはAがいっちゃん可愛いと思うで！ 」







双子のおれが言うのはアレやけど！((







『 …私は藤井くんにだけ可愛いって思ってもらえればそれでええの！ 』

「 …！！ 」







なんやねん…！この純愛…！
このピュアな恋心…！








「 A…お前まじで可愛い…！ 」

『 …だから藤井くんだけでええって 』

「 あぁ〜…、なんてこった、」







おれの妹こんな可愛かったっけ。
妹やなかったらとっくに惚れてたわ！((







「 もう今すぐ流星に伝えたい、可愛いって言われるん
藤井くんだけでええって言うてたよって 」

『 だめだめ！それだけはあかん！ 』

「 え〜、ええやんかあ 」

『 だめ！ 』







とうとうAの恋が結ばれるときが来る？








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