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〈 大毅side 〉







「 流星〜 」

「 なんや 」

「 ほんま鈍感なんやから〜 」

「 は? 」







小瀧がAを探してるあいだ、
おれは流星と話してた。

ぜんぜん意味わかってへんやん、







「 なあなあ 」

「 …なに 」

「 もし小瀧とAが付き合うたらどう思う? 」

「 … 」







やっぱり、顔を険しくさせた流星。







「 …いいんちゃん 」

「 え 」

「 別に…おたがいすきなんやったら応援するし 」

「 素直になれよ! 」

「 急に大声だすなや 」

「 おれやったら嫌やで! 」

「 ふっ (笑) 」

「 なんで笑うねん! 」

「 しげがAちゃんのこと大好きすぎるから 」

「 流星は?Aんことすき? 」

「 …ん?そりゃ…すきやけど 」

「 それで?小瀧と付き合ったら嫌やろ? 」

「 ………かもな、」







流星は、ほんまに掴めん。
Aとおなじ天然で鈍感でも、Aとちがって
流星はおもってることが、ぜんぜん分からへん。

そしてすこし後に、小瀧とAが教室に帰ってきた。







「 …ほらA、」







小瀧が、ぽん、とAの背中を押した。







「 …ふ、」







いつもよりびくびくしとるA。







「 …ふじいくん、」







流星がAと目を合わせようとしやんから、
今度はおれが流星の背中を押した。







「 …Aちゃん 」







流星が、Aの手首をつかんで歩き出した。
教室に残ったおれと望。







「 流星ほんま素直やないんやから〜 」

「 ほんまやで?何話すんやろな 」

「 どうする?戻ってきてふたり付き合っとったら 」

「 あかん、まだ妹離れはできひん 」

「 あはは、相変わらずシスコンなんやから 」







シスコンでもなんでも言うてくれ!
それくらいおれはAがすきやから!







「 え〜…どうしよ、Aと流星付き合ったら 」

「 しげ、ほんまにへこみそうやな 」

「 …そういう小瀧は? 」

「 …は?…何言うてん (笑) 」

「 おれの目が間違いやなかったら、」







小瀧、Aのことちょっとすきやろ







「 …なわけないやん! 」







おれがそう聞くとめちゃくちゃ焦って否定してきた。







「 恋愛マスターしっかりせえや 」

「 …すきちゃうし 」

「 は〜お前も素直になれんのかいな 」

「 …だってAの恋を応援する言うたし 」

「 あ、認めた 」

「 うっさい! 」







おれの妹、絶賛モテ期なうです。







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ぴょん(プロフ) - え、もう、キュンキュン半端ないです。いきなり失礼しました笑 はじめまして!…読者です笑 読んでたらほんまに死んでまうんちゃうかなってぐらいですね笑(語彙力なくてすいません汗) これからも作者様のペースで更新頑張って下さい!応援してます♪ 長文失礼しました。 (2018年4月22日 9時) (レス) id: 8bd8888ba5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りらの x他2人 | 作成日時:2018年3月11日 17時

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