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〈 A side 〉







「 A行くで〜 」

「 うん 」







いつものように、大毅とお弁当を食べに学食まで歩く。







「 …あ、小瀧と流星も呼ぼうや 」

「 え 」

「 いや? 」

「 や…全然いやちゃうけど、」







聞く耳もたず、のんちゃんと藤井くんに
声をかけに行った大毅。







重 「 なあ、おれとAと一緒に食べへん? 」

望 「 行く〜! 」

流 「 お〜行く行く 」







うわあ…藤井くん、かっこええなー…







望 「 A♡ 」

「 なにー 」

流 「 ふは、相変わらず望には塩やな 」

「 あ…いや… 」







藤井くんの笑顔を見るたびに、胸がきゅーっていうのに
その笑顔が私に向けられるなんて…耐えられない。







「 … 」

重 「 どしたんA (笑) 」







思わず大毅の影に隠れると、にやっとした大毅。
4人用のテーブルに4人で座ったんやけど
となりに大毅、前に藤井くんが座ってしまい







「 …の 飲みもの買ってくる、」







とりあえず心を落ち着かせようと席を立った、のに、







流 「 あ、おれも今日水筒わすれてん、」







同じく席を立った藤井くん。
…ふたりきりなんて!そんなん無理に決まってるやんっ







「 だ、大毅も行こうよ 」

重 「 え、なんで? (笑) 」

望 「 おれひとりぼっちいやや! 」

重 「 …そういうことなんで (笑) 」







大毅きっと知ってんねん。藤井くんに対する私の気持ち。
むかつく。…まだすきなんか分かれへんけどさ。







流 「 Aちゃんて、人見知りなん? 」







仕方なくふたりで自販機のところまで歩く。
なんだかはずかしくて、下を向いていると、
藤井くんに話しかけられた。







「 あー…うん、そうかも、」

流 「 ふふ、おれもやねん。」

「 え、見えへんよ 」

流 「 緊張せん人とはしゃべれるねん 」

「 …それが人見知りやん、」

流 「 あは、そっか 」







くしゃっとした笑顔を私に向ける。
…かっこよすぎて、直視できひん。







.

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ぴょん(プロフ) - え、もう、キュンキュン半端ないです。いきなり失礼しました笑 はじめまして!…読者です笑 読んでたらほんまに死んでまうんちゃうかなってぐらいですね笑(語彙力なくてすいません汗) これからも作者様のペースで更新頑張って下さい!応援してます♪ 長文失礼しました。 (2018年4月22日 9時) (レス) id: 8bd8888ba5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りらの x他2人 | 作成日時:2018年3月11日 17時

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