❥⃝ . 12 ページ13
.
天気予報くらい見なさいって話。
「 んっとにバカ、せいちょーしてんの身体だけのJK 」
「 君は少し言いすぎでは…！！」
わたしより低い頭をひっぱたこうとすると、
安易に腕を掴まれてイタズラそうにベッてベロを出されて。
くぅ、生意気め、それも可愛いのが憎たらしいッ。
「 それにしても学校の帰り、よく会うね 」
「 あ��？オレが待ち伏せてんだよ、気づいてねぇの？ 」
「 わたしのこと大好きではないか 」
「 テメェがほいほいしっぽ振ってついて行かねぇようにしてんだよ、ばぁか 」
別にしっぽ振ってついて行かねぇし。
誰について行くんだしばーか！！
学校の帰り。
いきなり雨が降ってきた、ゲリラ豪雨め。
しばらくの間、タコさん公園の空洞の中で雨宿り。
「 ふへ、ここの公園懐かしいね 」
「 何そのアホっぽい笑い方可愛いけど 」
「 ここの公園でたくさん遊んだよねえ〜 」
「 会話成り立ってねぇよ気づけ 」
万次郎くんがちっちゃい頃。今も小さいけど。
よく覚えてるのは鬼ごっこの時かなあ。
わたしが鬼で万次郎くん追いかけてる時、
その子、わたしの目の前でずっこけたの。
『 うわあ、大丈夫？イタイね 』
『 Aおねーちゃんは、ひっぐっ…つよいおとこのこのほうが、すき？』
『 そうだね、強い男の子好き 』
『 んぅっ、ならおれ、ながない��っ… 』
泣きそうなの堪えて、
『 おねーちゃんとけっこんするんだもん…っ 』って。
あまりに可愛すぎて流れ落ちる涙を拭ってあげると、
『 おれ、ないてないからなぁ…っ、』っていつまでも意地張る万次郎くん、今でも覚えてる。
「 何を思い出してんだか知らねぇけどさ、」
「 万次郎くんが転んだ時のお話 」
「 どーでもいい、オマエ下着透けてんだよ 」
指を指されて視線移せば、
雨でブラウスがピッタリとわたしの下着に張り付いていてそれはもう、もろ丸見えだった。
「 えっち！！！！！」
「 今さらだろーが、何騒いでんだよ 」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 528人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
一匹の虎 - ｻｲｺｳ (2021年11月28日 15時) (
レス) id: 04b80a02c7 (このIDを非表示/違反報告)
はるち(プロフ) - 推しを眺めるような目で見ます…/// 読んで倒れそうになりました(ヤバい人)(o^^o) 最新頑張って下さい!!!!!! (2021年10月21日 6時) (レス) id: ce06c12ef4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆた(プロフ) - 凛月さん» わあん愛して愛して() (2021年10月21日 0時) (レス) id: acb47aa965 (このIDを非表示/違反報告)
ゆた(プロフ) - 厨二病兼ねた魔法少女Aさん» ありがとうございます！！頑張りますっ！！ (2021年10月21日 0時) (レス) id: acb47aa965 (このIDを非表示/違反報告)
ゆた(プロフ) - ち ゆ。さん» ちゆちゆ（ ; ; ）嬉しいようありがとう（ ; ; ） (2021年10月21日 0時) (レス) id: acb47aa965 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆた
| 作成日時：2021年10月20日 0時
